度会県(わたらいけん)とは、明治時代に現在の三重県南部に約5年間存在した県である。
度会県 | |
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存在 | 明治4年11月22日(1872年1月2日) ~明治9年(1876年)4月18日 |
県都 | 山田岩渕町 |
明治4年11月22日(1872年1月2日)に第1次府県統合で誕生した県で、県庁は現在の伊勢市にあった山田岩渕町に置かれていた。
当時の三重県は北部に存在した安濃津(あのつ)県と度会県の2つに分かれていたが、明治5年(1872年)に安濃津県が三重県に改称し、明治9年(1876年)の第2次府県統合で全域が統合され、現在の三重県が誕生。度会県は廃止された。
かくして度会県は日本から姿を消した。
・・・かに思えた。
明治150年を迎えた2018年8月、三重県が突如として度会県の復活を宣言。48番目の都道府県となる。ただし実際の行政区分としてではなく、「バーチャル上の存在として」である。
これは人口減少、高齢化など三重県南部地域が抱える諸問題解決の一環として、交流人口(観光客)以上、定住人口(移住者)未満の「関係人口」増加により、地域外の人材を地域づくりに活かすことを期待したもの。公式サイトから申請を行えば誰でも県民登録を行うことができ、県民証の発行、広報誌の受け取り、全国で開催される県民の集いや地方創生プロジェクトへの参加資格などが得られる。
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最終更新:2024/03/29(金) 18:00
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