廣瀬純

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廣瀬純（ひろせ じゅん、1979年3月29日-）とは、大分県出身の元プロ野球選手（外野手）である。
新聞表記などでは広瀬純となることもある。

概要

広島東洋カープ #75 二軍外野守備走塁コーチ
廣瀬純
基本情報
国籍	日本
出身地	大分県
生年月日	1979年3月29日
身長 体重	180cm 85kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	外野手
プロ入り	2000年ドラフト2位（逆指名）
経歴
選手歴 大分県立佐伯鶴城高等学校 法政大学 広島東洋カープ(2001年-2016年) コーチ歴 広島東洋カープ(2018年-)
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佐伯鶴城高等学校、法政大学を経て2000年にドラフト2位で広島東洋カープに逆指名で入団。この年広島東洋カープが指名した選手だった。

以前より打撃も長打力と巧打力を兼ね備える好打者と言われていたが、外野手の層の厚さと怪我のしやすさからなかなかレギュラーに定着できなかった。もはや後がないと感じた廣瀬は一念発起し、とある人物に弟子入りし、肉体改造ならぬ人間改造に踏み切る。メンタルコントロール、体の使い方など、自身の素材を活かしきれない要素を改善することに努めた。

2010年はその努力が実り始め、シーズン序盤からスタメンに定着。打撃も好調で5番を任せられるまでに信頼の厚い打者となり、実況などでもカープで今一番怖い打者と言われ、敬遠される場面もあった。
そして栗原健太の代替ながらオールスターに初出場を果たし、シーズン終了後には外野手部門でゴールデングラブ賞を獲得した。なお、これが廣瀬にとって自身初となるタイトルである。

2012年、7月26日（対東京ヤクルトスワローズ戦）と10月8日（対横浜DeNAベイスターズ戦）で満塁本塁打を放つも、シーズン通して打率は低調だった。それでも自身2度目の100試合出場を果たすなど、攻守でチームを引っ張るプレーを魅せた。

2013年4月26日の中日ドラゴンズ戦で、日本プロ野球新記録となる、15打席連続出塁を記録した。

2014年は前年よりも出場機会を減らして打撃も低調に終わり、2015年はプロ入り以来初めて一軍出場無しに終わる。

2016年もチームの外野陣が皆好調なためか一軍出場の機会が無く、9月に同僚の倉義和と共に現役引退を表明。当初は9月25日の東京ヤクルトスワローズ戦が引退試合となる予定であり、試合前の始球式では廣瀬の長男が登場したが、試合は雨天のためノーゲームとなり10月1日に順延となった。
既に優勝を決めていたためか球団は廣瀬の登録を抹消することなく10月1日を迎え、廣瀬は7回に黒田博樹の代打で登場し、松岡健一から左飛を記録。そして8回から試合終了まで鈴木誠也に代わって右翼を守ったが守備機会は無かった。
試合後の引退セレモニーでは号泣しながらもファンに挨拶をし、新井貴浩から花束を受け取った後チームメイトから胴上げをされ、16年間に亘る現役生活を終えた。

引退後

2017年は野球解説者を務めた。

2018年からは広島の一軍外野守備走塁コーチを務める。背番号は75。

2022年より二軍外野守備走塁コーチに配置転換された。

人物

長いモミアゲが特徴で、チャーリーという愛称がある。バッターボックスに入る際の音楽は「ルパン三世」。

入団当時から金本知憲に匹敵するマッチョメンとして知られ、その胸板の立派さは「むないた会」なる信奉者を産んでいる。

広島では群を抜いた強肩が売りで、何度も外野からのバックホームでピンチを救ってきた。

大学時代はG.G.佐藤とチームメイトだった。

応援歌

球団	レス	No	プレイヤー
広島	応援歌のピコカキコ一覧#144	8738

通称は広島電鉄広島伝説で、広島の応援歌では屈指の名曲として知られている。引退に際し冒頭部分が菊池涼介のの応援歌に引き継がれた。

成績

• ※青はリーグ最高、赤はリーグワースト。

年度別打撃成績

年 度	球 団	試 合	打 席	打 数	得 点	安 打	二 塁 打	三 塁 打	本 塁 打	打 点	盗 塁	犠 打	犠 飛	四 球	死 球	三 振	併 殺 打	打 率	出 塁 率
2001年	広島	80	120	105	15	30	5	0	1	5	0	0	2	7	6	27	2	.286	.358
2002年		39	43	35	3	10	1	0	0	2	1	5	0	2	1	6	1	.286	.342
2003年		52	53	50	4	12	3	0	2	7	0	0	0	1	2	11	1	.240	.283
2004年		10	16	13	0	1	0	0	0	0	0	1	0	1	1	3	0	.077	.200
2005年		43	43	39	4	12	0	0	0	2	0	0	1	2	1	14	1	.308	.349
2006年		84	183	162	20	47	6	0	5	29	4	3	3	10	5	30	4	.290	.344
2007年		83	177	158	21	44	7	0	7	15	1	4	0	10	5	25	5	.278	.341
2008年		16	30	28	1	3	1	0	0	1	0	0	0	2	0	8	1	.107	.167
2009年		94	213	195	18	54	9	1	5	22	1	4	4	7	3	32	3	.277	.306
2010年		135	546	482	65	149	32	3	12	57	3	8	4	36	16	66	9	.309	.374
2011年		73	276	218	24	59	4	0	2	27	2	9	6	29	14	36	11	.271	.382
2012年		102	337	294	25	71	11	1	6	33	0	7	1	24	11	55	3	.241	.321
2013年		106	334	274	41	74	8	1	9	39	7	4	5	43	8	51	6	.270	.379
2014年		60	148	124	11	29	7	0	2	14	0	2	4	17	1	23	6	.234	.322
2016年		1	1	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000
NPB：15年		978	2520	2178	252	595	96	6	42	253	19	47	30	191	74	387	53	.273	.348

表彰・その他

表彰
ゴールデングラブ賞	1回	2010年
その他
オールスターゲーム出場	2回	2010年、2013年

関連動画

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関連項目

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