弾薬の尽きたロックマン感

弾薬の尽きたロックマン感とは、ロックマン２～３辺りのワイリーステージ終盤で弾薬が尽きた辺りのガチな感覚である。

概要

弾薬の尽きたロックマン感に類似する概念としてドラゴンクエスト２のモンスターがガチで５６しに来る感じが挙げられる。

ー母親の呼ぶ声がする。ここまでか。

ー指先が声を無視する。僕は真剣だった。

ドットの世界で追い込まれる知的危機感の記憶

ーワイリーに勝利するのは簡単だ。電源を切り、ＲＯＭカートリッジを抜き取り、ゲーム機を投げて壊してしまえばいい。実際に兄貴はそうしていた。

ー思い通りにならない、人の作った世界。

その後ドラゴンクエストシリーズは当初の機械臭・オッサンの作りし神の箱庭感覚が薄れ、ハック＆スラッシュ、モンスターハンティングの色合いを高めていく。

ーどこまでが僕たちの「ドラクエ」だったのかは意見が分かれる。厳しい人はロト３部作で全部終わってるっていうね…

ー３が金字塔だといわれるが歪な２のバランスこそガチなドットホラーだった。バイオハザードの犬が怖いって皆言うけど、ＲＰＧの文法がよくわからない頃に、たった一人でなめくじ数匹に撲殺される方が俺はこわかった。

提起：懐古厨では？

ただし、弾薬の尽きたロックマン感は、最新のゲームでも十分に味わうことができる。

ー８bitの絵筆でも、プレステ４でも、やろうとしていることは似ている。

ー没入したい。安全な場所で、危険な状況に追い込まれたい矛盾。

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関連項目

• ロックマン２
• ロックマン３
• ドラゴンクエスト２