当真勇

当真勇(とうま　いさみ)とは、ワールドトリガーに登場するキャラクター。A級リーゼント。

CV:岩田光央

概要

初登場は3巻、近界から帰ってきた上位チームの代表の内の一人として登場(なお隊長が船酔いで寝込んでいたため隊長代理)。

深堀されていない序盤の時点でも分かる異色チームの戦闘員であり、「遠距離支援のスナイパーながら自信を隠しもしない飄々とした態度をとる上、自信に一切相違ない実力を持っている」という、分かりやすいトリックスターポジションのキャラクターである。

人物

年齢	18歳
誕生日	7月7日
星座	つるぎ座
血液型	AB型
身長	183cm
好きなもの	昼寝、バナナ、 ラーメン、猫
所属	ボーダー本部 冬島隊
ポジション	スナイパー

高身長とリーゼントが特徴なA級2位･冬島隊のスナイパー。登場そうそうあの風間さんと並んでいたためただでさえ高い身長が…ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ。

作戦中にも関わらず軽口を叩いていたり、指揮を任されていた太刀川の立てた作戦をまるで無視して獲物を変えに行くなど気分屋な面が目立つ性格。普段から人を小馬鹿にしたような口調や表情をしている上、なんでもない顔で嫌味を口にすることもあり、三輪隊の奈良坂からは気持ち良いほどに嫌われているようである(年下なのにあんた呼ばわり、敬語を使われていない等)。ついでに成績のほうも太刀川さん以下。

だが戦闘に関してはかなりの好成績を出している感覚派スナイパーの筆頭。訓練のほうはしょっちゅうサボっているらしく訓練成績も1位は奈良坂に譲っているが、圧倒的な実戦の戦績でスナイパー個人ランク1位、個人総合4位という記録を誇っている。狙撃の腕に関しては出水に奈良坂と並んで「変態」と言われたりもした。

射撃の腕のみならず隊構成もトラッパー一人、スナイパー一人、オペレーター一人となんだか浮いている上まともな戦闘員が一人という状態なのに太刀川隊に次ぐA級2位に輝いているなどなんだか色々変態的な隊である。

奈良坂とは仲が良いとは言えないものの、スナイパーの1位争いとは関係していない他の隊員とは概ね良好な関係を築けており、特に年下からは「気軽に話せる先輩」みたいな扱いを受けている。スナイパーとしてボーダー隊員になった雨取千佳に絡むA級キャラクターの筆頭。雨取の戦闘に関しての素質をしっかり見抜き、またそれを分かりやすく(読者にも)教えてくれるという、ありがたい存在でもある。

3巻では迅の登場に三輪の次に反応していたり、9巻では直々の頼みにこたえようと奮戦したり、迅悠一には好意的な感情を抱いているようである。また、リーゼントには気流を読む機能があるだのなんだのと言われているが、トリオン体でのスナイプに関して気流は特に関係ないらしい。

戦歴

黒トリガー奪取作戦(3巻、4巻収録)

「外れる弾なんか撃てるかよ　狙撃手としてのプライドが許さねー」
遊真の持つ黒トリガーの奪取を城戸司令から任命され、ダウン中の隊長である冬島の代わりに隊代表として参戦。太刀川隊、風間隊、三輪隊との合同チームで、任務を邪魔しにきた迅と嵐山隊に立ち向かう。

最初はアタッカーとスナイパーの総攻撃で迅を攻撃するつもりでいたが、予知能力から攻撃をかわしていく迅に対し上記の台詞を吐いて離脱。三輪隊･出水と相対している嵐山隊らのほうへと向かい、出水からの攻撃をガードしていた時枝を狙撃する。次いで一緒になって浮いていた木虎に狙いを定めるが、ベイルアウト寸前の時枝に木虎を引っ張られ狙いを外されたため、木虎に関しては片足を飛ばしただけで終わった。

その後公園へと場所を移し三輪･出水に協力する形で銃を構えるが、引き金に手をかけた瞬間、スコーピオンを足代わりに狙撃地点まで上り詰めていた木虎の奇襲を受けベイルアウト。半分になった頭から吹き出しをつけられるという中々の絵面を晒したところで出番が終了した。

大規模侵攻(6巻～10巻収録)

「俺らにかかりゃ楽勝だぜ　なぁ奈良坂」
最初は本部で待機していたものの、9巻で出水と戦っていたハイレインを攻撃するため登場。細かい弾丸を周りに浮かせガードしているはずのハイレインに数発入れ敵味方共に驚かせていた。

しかしすぐさまミラの黒トリガーによって新型トリオン兵を傍に置かれ対処に追われることとなる。
その間にレプリカの一手で大規模侵攻が終了し、ベイルアウトもせずに終わった。

以上大規模侵攻に置いては、二級戦功を獲得した。

戦闘スタイル

狙った獲物は外さない変態的な精密射撃で敵を撃ち抜くナンバー1スナイパー。主に使用するトリガーはイーグレット。
外しそうな獲物は狙わないなんて描写もあるが、その腕はかなりのものであり、浮いている敵の頭をピンポイントで打ち抜いたり、ハイレインの出す大量の弾の間を縫って狙撃したりしている。その他、バッグワームなどのトリガーも使い、トラッパーである隊長･冬島との共闘ではワープも使用した。
テレポートを使用する直前の仕草でテレポート先を予測するなど、戦闘経験は豊富なようである。

意識しているのか無意識なのかは分からないが気分屋ゆえに敵の予測に組み込まれることが少なく、その一手で戦局を大きく変えることもある。その性格も実力に一役買っているのかもしれない。

関連動画

関連項目

• ワールドトリガー