御来光

御来光（ごらいこう）とは、高山で望む荘厳な日の出のこと。

概要

最近では高山から望む日の出の意味に使われているが、もとは阿弥陀如来の御来迎（ごらいごう）が語源で、山頂付近の雲に投影された自身の影が、美しく大きな光の輪を背負った仏に見えることをいった言葉。

自然崇拝の一種の山岳信仰から来ているともいわれ、山岳地に霊的な力があると信じられている日本独自の文化から、高山から見える日の出のことを神聖なものとし御利益があると考えられた。

よく初日の出と御来光が同じものと思われることがあるが、初日の出は元旦に見られる日の出のことで意味は違う。

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