徳井青空とは (トクイソラとは) [単語記事]

徳井青空（とくいそら）とは、日本の女性声優、漫画家、絵本作家、DJである。所属事務所はエイベックス・ピクチャーズ。

概要

1989年 12月26日生まれ、千葉県出身。愛称は「そらまる」、佐々木未来からは「徳さん」と呼ばれている。

ドワンゴクリエイティブスクール（DCS）を経て、2009年に『ヴァイス・サヴァイヴR』の姫宮役で声優デビュー。現在メディアミックスで展開中の『探偵オペラミルキィホームズ』で活躍中。DCSは比較的新しい声優学校であるが、中でも徳井青空は出世頭であるため、同校の広告塔としても名前が挙がることが多い。

ミルキィホームズ４人の中でただ一人、学生生活と声優ユニットの仕事との両立を図るハードな毎日であったが2012年の春、留年することなくストレートで大学を卒業した。また2012年 10月21日には徳井青空の出身大学で橘田いずみ、佐々木未来を招いた『いずみこトークライブ』が大盛況のうちに開催された。

2011年 1月22日に単独イベント『みらくる青空ナイト』を開催。歌の上手いゲストばかりであったため、主役にも関わらず幾度となく「顔面青空」とコメントで揶揄される。

2012年 4月、出身地である千葉県南房総市の観光大使に任命された。

2018年 4月1日、所属事務所の契約満了に伴い響からエイベックス・ピクチャーズ所属となる。

2019年 4月1日、オフィシャルファンクラブ「ぐーもる荘」を設立。翌年、公式ファンクラブアプリ『ぐーもる荘』が配信。

2020年 3月21日、公式 YouTube サイト「そらまるのチャンネル」を開設。4月14日、「bilibili」にもチャンネルを開設。

趣味・趣向

趣味は漫画を描く、ネイルアート、ミニ四駆、麻雀。特技は絵、ものづくり。

好きな食べ物はお米、ご飯ものでとくにチャーハンを好む。また佐々木未来によると蕎麦もよく食べているようだ。

『新世紀エヴァンゲリオン』の大ファンであり、2012年に放映された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』の世界最速上映会にも参加。一般人として久保ユリカと共にZIP!のインタビューに答える姿が全国テレビに流れた。「月刊ヱヴァ」でアスカ役の宮村優子と対談したり、雑誌内で「そらまるSTRIKES!」を連載するなど仕事で関わることも多々ある。

こち亀を熱く語ることができたり、小学4年生の時に遊戯王のデュエルディスクをプラスチック接合で自作していたりと、漫画関係のエピソードが語り草になっている。

本人も声優でありながら漫画を描いており、声優活動と並行しながら2011年から4コマ漫画「魔法少女 ★自宅ちゃん」の連載を手掛けた。2013年からは月刊ブシロードで「まけるな!!あくのぐんだん!」を連載、2017年にはアニメ化もされた。

幼少期からミニ四駆で遊んでおり、森久保祥太郎と共にパーソナリティを務めた、ラジオ「レッツ&ゴー!!情報局 Radio Racers!!」をきっかけにミニ四駆愛を深める。
最初に組み立てたマシンは、Z ウイングマグナム。コンカラーオープントップに矢澤にこのフィギュアを乗せた「にこちゃん号」や譲崎ネロ風に自ら塗装したアバンテMk.Ⅲなどオリジナルマシンを作っており、ミニ四駆の日本一を決定する公認競技会「ジャパンカップ」にも参加している。「コロコロアニキ2019年夏号」には、「コロコロ時代」というタイトルの徳井が描いたミニ四駆エッセイ漫画が掲載され、『コロコロアニキ』デビューを飾った。

『ご注文はうさぎですか？』で条河麻耶(マヤ)役として出演。ごちうさイベントであるDJ NIGHTではDJ 兎猛者（a.k.a 徳井青空）としてDJを担当。
2018年 12月19日発売のDJ MIX アルバム「ごちうさ DJ ブレンド」では、DJ 兎猛者がミックスした楽曲が収録されている。

ミルキィホームズでの立ち位置

ミルキィホームズ4人の中では下から二番目に若い年齢であるが、イベント、ラジオなどで持ち前の頭の回転の早さを生かして進行やまとめ役として活躍している。
ちなみにこのことについて橘田いずみは探偵オペラミルキィホームズ第2幕Blu-ray、DVD第１巻の特典CDの徳井青空／橘田いずみのデュオトークにおいて「本来年長の自分がやらなくちゃいけない役目なのに青空がしっかりしてくれるのでコーデリアとして素で（はっちゃけて）いられる」と感謝の意を述べていた。
また、ライブの構成についてポンポンとアイデアを出せる発想力や、いつもメンバーそれぞれのことを気にかけてくれる徳井青空を後輩の佐々木未来はとても尊敬していると語っている。
このようにイベント等でも冷静に全体を見渡せる進行役としてミルキィホームズにとって大事な役割をまかされることがある徳井青空だが、人一倍情にもろいところをもっている。その一例として、2010年 2月のエリーを探せオーディションで優勝を告げられ、茫然自失となる佐々木未来を見て感動しポロポロと涙をこぼし泣いてしまったことがあった。これにより、徳井青空のメイクが涙で崩れ、三森すずこから「黒い涙が･･･！」と指摘され、進行が一時中断した。『探偵オペラミルキィホームズ』統括プロデューサーの中村伸行はこれを伝説の「黒い涙」事件としてラジオ、ミルキィホームズ探偵学院放送室で語っていた。