心変わり 単語

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ココロガワリ

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心変わりとは、遊戯王OCGカードである。

概要

心変わり/Change of Heart
通常魔法
(1):相手フィールドモンスター1体を対として発動できる。
そのモンスターコントロールエンドフェイズまで得る。

1999年2月23日発売の「Vol.5」に登場。

効果は至ってシンプルで、エンドフェイズまで相手モンスターコントロールを得るというもの。
ノーコスト・表示形式を問わない・奪取したモンスターの攻撃はおろか、効果の発動、別のモンスターの召喚素材に出来るなど使いは様々。

いわゆる『コントロール奪取』の代表格なのだが、当時の遊戯王は効果耐性(この場合『効果の対にならない』『効果を受けない』というテキスト)を持つモンスターや、魔法カードの効果を効にするモンスターが少数だったこともあり、最初のリミットレギュレーション2000年4月1日)で制限カードとなり、禁止カードが導入された2004年3月1日禁止カードとなった。《心変わり》は次の訂(同年9月1日)で制限に緩和されるのだが、下位互換となる《精操作》《洗脳-ブレインコントロール》が登場したことで、2005年3月1日に再び禁止カードとなった。
以来、18年もの間コントロール奪取は上記2枚や《エネミーコントローラー》など、様々なカードが担うこととなった。しかし、下位互換洗脳-ブレインコントロール》でさえ、制限カードとなりエラッタされたことからコントロール奪取のカードは厳しい扱いを受けていた。

禁止から約18年、2023年1月1日に制限カードに緩和された。現代遊戯王では《三戦の号》のように条件を満たせば魔法カードをサーチするカードも存在するが、モンスターの方もまた効果耐性・魔法効持ちが多く登場している。環境インフレが心変わりの制限緩和に至ったのかもしれない。その後も2024年1月1日に準制限、4月1日制限と緩和された。
海外では2022年5月に制限カードに緩和。マスターデュエルでは2023年2月14日訂で制限、5月1日に準制限カードに緩和されている。

遊戯王 ラッシュデュエルでの心変わり

ラッシュデュエルでは心変わりをアレンジした《ナタ・デ・ココロガワリ》という通常モンスターが存在している。

ゲーム作品での心変わり

OCGゲーム作品ではゲームボーイカラーにて発売された『遊戯王デュエルモンスターズ3 三神降臨』(以下DM3)より登場したのだが、OCGでの効果が《洗脳-ブレインコントロール-》に転用された代わりなのか、「相手モンスターコントロールノーリスクで奪い取る」という、OCGにおける《強奪》の良いところだけを抽出したような物に変更されている。ぶっちゃけ同作のバランスブレイカー的なカードとなっている。

あまりにも強すぎる効果なのか、デュエリストレベル及びデッキ投入コストは非常に重い上、当然ながら同作や後に発売された非OCGシリーズでは制限カード認定を受けている。
にも関わらず初出作品となる『DM3』におけるゲームクリア後に出現する決闘者はこのカードに設定された制限に関係なく3枚フル投入していたり、次回作『DM4』では城之内デッキに投入され大活躍…とバランスブレイカーの名に恥じない大暴れぶりとなっていた。

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最終更新:2024/04/26(金) 04:00

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