心変わり/Change of Heart
通常魔法
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
効果は至ってシンプルで、エンドフェイズまで相手モンスターのコントロールを得るというもの。
ノーコスト・表示形式を問わない・奪取したモンスターの攻撃はおろか、効果の発動、別のモンスターの召喚素材に出来るなど使い道は様々。
いわゆる『コントロール奪取』の代表格なのだが、当時の遊戯王は効果耐性(この場合『効果の対象にならない』『効果を受けない』というテキスト)を持つモンスターや、魔法カードの効果を無効にするモンスターが少数だったこともあり、最初のリミットレギュレーション(2000年4月1日)で制限カードとなり、禁止カードが導入された2004年3月1日に禁止カードとなった。《心変わり》は次の改訂(同年9月1日)で制限に緩和されるのだが、下位互換となる《精神操作》《洗脳-ブレインコントロール》が登場したことで、2005年3月1日に再び禁止カードとなった。
以来、18年もの間コントロール奪取は上記2枚や《エネミーコントローラー》など、様々なカードが担うこととなった。しかし、下位互換の《洗脳-ブレインコントロール》でさえ、制限カードとなりエラッタされたことからコントロール奪取のカードは厳しい扱いを受けていた。
禁止から約18年、2023年1月1日に制限カードに緩和された。現代遊戯王では《三戦の号》のように条件を満たせば魔法カードをサーチするカードも存在するが、モンスターの方もまた効果耐性・魔法無効持ちが多く登場している。環境のインフレが心変わりの制限緩和に至ったのかもしれない。その後も2024年1月1日に準制限、4月1日に無制限と緩和された。
海外では2022年5月に制限カードに緩和。マスターデュエルでは2023年2月14日の改訂で制限、5月1日に準制限カードに緩和されている。
ラッシュデュエルでは心変わりをアレンジした《ナタ・デ・ココロガワリ》という通常モンスターが存在している。
非OCGのゲーム作品ではゲームボーイカラーにて発売された『遊戯王デュエルモンスターズ3 三聖戦神降臨』(以下DM3)より登場したのだが、OCGでの効果が《洗脳-ブレインコントロール-》に転用された代わりなのか、「相手モンスターのコントロールをノーリスクで奪い取る」という、OCGにおける《強奪》の良いところだけを抽出したような物に変更されている。ぶっちゃけ同作のバランスブレイカー的なカードとなっている。
あまりにも強力すぎる効果なのか、デュエリストレベル及びデッキ投入コストは非常に重い上、当然ながら同作や後に発売された非OCGシリーズでは制限カード認定を受けている。
…にも関わらず、初出作品となる『DM3』におけるゲームクリア後に出現する決闘者はこのカードに設定された制限に関係なく3枚フル投入していたり、次回作『DM4』では城之内デッキに投入され大活躍…とバランスブレイカーの名に恥じない大暴れぶりとなっていた。
掲示板
2 ななしのよっしん
2023/01/24(火) 22:56:12 ID: H5rkXAXB9l
>>2 Discovery10で野獣に掘られたやつ(淫夢)と共演した男
3 ななしのよっしん
2023/02/10(金) 12:49:03 ID: rc1osHvzOD
汎用性だと三戦に負けてるからかサイドデッキでもあんまり採用されてないね
4 ななしのよっしん
2023/10/03(火) 05:44:27 ID: 3YlWiAxYrV
ただでさえライフ800払うし表側表示モンスターしか対象にできなかったのに、エラッタでさらに通常召喚されたモンスターにしか使えなくなった洗脳-ブレインコントロール-さんの立つ瀬があまりにもない……。
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最終更新:2024/04/26(金) 04:00
最終更新:2024/04/26(金) 04:00
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