忍ペンまん丸とは、『月刊少年ガンガン』にて1995年4月号から1999年4月号まで連載されていた、いがらしみきおのギャグ漫画である。コミックスは全11巻。また、1997年7月~1998年3月までテレビ朝日系列にてテレビアニメも放送された。1997年12月にはセガサターンにてゲームも発売されている。
連載後半には読者の考えたキャラクターを登場させるようになり、時折強引な展開になることもある。
ガンガン連載作品として初の小学館漫画賞児童向け部門を受賞している。
動物たちが忍者として暮らしている念雅山に人間のじいやが動物園からペンギンを連れてきた。
念雅流当主のネンガが『まん丸』と名づけ、先輩忍者のタヌ太郎、ツネ次郎と共に修行に励んでいく物語。
隣りあう山には犬の伊賀流と猿の甲賀流があり、これに念雅流も加えた3つの流派が存在する。伊賀と甲賀は文字通り犬猿の仲であり、小競り合いが絶えない。
これらの山に人の手が入らず、動物たちがある程度文明的な生活をしている理由も設定されている。念雅山を始め動物たちが暮らしている山は全てじいやの私有地であり、生活にかかる費用も全てじいやが負担している。特に生活費を止められると野生に返るしかないため、これを利用して強権を発動することもある。そのためじいやが招集をかけると各流派の頭領といえども応じないわけにはいかない(普段は全流派を集めてのお茶会などささやかなもの)。
当初はまん丸を山のアイドルとして皆を仲直りさせる起爆剤にするため連れてきたのだが、念雅流忍術への類稀な才能があったため念雅流忍者としての日々を送ることになる。稀にシリアスな展開になるものの、基本的には動物たちのドタバタコメディ。作者の代表作「ぼのぼの」とテイストは似ているが、深く考えさせるような命題を投げかけられることはなく、シンプルに楽しめるようになっている。
アニメとしては珍しく随所にバラエティ番組のようなテロップが登場している。固有名詞に使用することもあるが、主な用途はツッコミに使う「ドベ(バカなどの意味)」表記。その程度を示すため「〇〇倍ドベ」という表現になる。最初は2倍、3倍程度だったが、話数を重ねる毎に倍率がエスカレートしていき、アニメでは最終的に4桁に突入している(途中で3桁の限界である999倍が出たが、以降も変わらず増え続けた)。
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最終更新:2024/04/18(木) 09:00
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