忖度

忖度(ソンタク)とは、相手の気持ちを推し量ることである。

概要

気持ちを推察する事。

2017年の国会中継などで有名になった言葉の一つ。また「博多忖度」「それいけ忖度！」「一日二回で良く効く忖度風邪総合」などダジャレにも使われた。

結局どういうこと？

「お察しください」「言わせんな恥ずかしい」に一部、似た部分もあるが

1. お偉いさん、特定の個人、団体組織・企業・国家の
2. 気分や状況を察して
3. 部下や秘書、団体組織・企業・国家が
4. 何も言われずとも自己判断で処理・対処を行う

…ことを指す事が多い。
「上の人」は何も言わずとも部下があれこれ自動でやってくれるメリットがある。

問題点

悪用された場合は厄介な問題となる。

• 「部下が勝手にやりました」と責任転嫁する。
• 対象者に不利となる証拠や意見を捏造・改竄・隠蔽、「偶然紛失」^[1]する。
  • 忖度（改竄等）を強制され、罪悪感から自殺してしまう人も出てくる。（森友学園問題など）
• 特定の個人、団体組織・企業・国家に有利な報道・情報操作を行う。
• 特定の個人、団体組織・企業・国家に不利な報道を行わない。
  • 事実・真相が正しく報道されない。（国際問題・通名報道など）
  • 責任追及が甘くなったり、証拠を隠滅されることで法の裁きから逃れる、罪の軽減を図る。
  • 有耶無耶のまま報道されなくなることで、首謀者はやったもん勝ちとなる。
• 結果的に、権力や金を持っている人間が好き勝手に税金や利益を貪ることになる。
  • 特定団体・企業のみ有利になるよう、法律や規制を変える。（→レントシーキング）

…といった問題がある。

関連項目

• 難読
• 政治家 / 政治団体
• 圧力団体 / 上級国民 / 人権屋
• レントシーキング
• 報道しない自由
• マスゴミ
• 不都合な真実

脚注

1. *教育委員会など、いじめのアンケートを「必要ないもの」として紛失する。