効果モンスター
※「EXPERT EDITION Volume.2」収録のカード(EE2-JP013)による
レベル4/地属性/獣族/ATK 2000/DEF 1000
このカードが表側守備表示で存在する場合、このカードを破壊する。
このカードのコントローラーは、このカードが攻撃可能な状態であれば
必ず攻撃しなければならない。
2003年4月24日発売のパック”混沌を制す者”で登場。読みは「バーサークゴリラ」。通称はゴリラ。
地属性・獣族の下級モンスター。レベル4としては攻撃力2000を持ち、強制攻撃&守備表示時自壊の永続効果を持つ。
このカードの特徴は、レベル4でありながらも攻撃力は2000という最大級。デメリット効果はあるものの、強制攻撃は高い攻撃力で補えるし、自壊効果は「ゴブリン突撃部隊」のように攻撃後に守備という効果は持っていないため、ほぼデメリット無しと言ってもよい。むしろ、後者の自壊効果は逆手にとって、「森の番人グリーン・バブーン」を特殊召喚できる。
上記の通り、デメリット無しで攻撃力2000(しかもレア度がノーマル)。当時の環境はその高性能から「ゴリラだらけ」となった。それゆえ、攻撃力1900通常モンスター価値暴落の原因となる。
このカードで当時、涙目になった攻撃力1900の通常モンスター達
しかし、そんなゴリラの時代も次々と出る新しいカードの登場によって終焉を迎える。
2005年5月26日のパック"CYBERNETIC REVOLUTION"収録。「サイバー・ドラゴン」
2006年11月16日のパック"STRIKE OF NEOS"収録。攻撃力2000、デメリットなし。「ジェネティック・ワーウルフ」
これらの登場により「怒れる類人猿」は獣族でしか姿を見せなくなった。
それ以上に、ゴリラが活躍していたのは『除去して殴る』がテーマの単体で使えるカードで組んだスタンダードが強い時期であったがために、カード枚数が増えて様々なコンボやシナジーが出来上がった今は使われなくなっても仕方ないと言える。
今では、機皇帝の特殊召喚トリガー、ビーストアイズの融合素材など新たな使い道も増えてはいるものの、あまり活躍しているとは言い難い。1つの時代を築いたカードには違いないが、もはや過去の栄光となっている。
余談。先に述べた、涙目になった通常モンスター達であるが、通常モンスターをサポートするカードが増えたこと、特に「レスキューラビット」の登場によって、再び需要が上がっている。このカードによって需要が激減したころとは大きく変わっており、遊戯王OCGでは何がカードの価値を変えるかわからないということを物語っている。
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最終更新:2024/04/25(木) 19:00
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