悪人単語

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悪人(あくにん)とは、悪いのことである。

概要

悪いことをしたり、心のよくない人のこと。よく悪人正機説というのを聞くが、ここでの悪人は仏教的な意味での悪人であり、一般的な意味の悪人とは少し違うので注意。なにも親鸞は往生できるから欲望のままに好き勝手やれと言ったわけではない。

フィクションでは正義の味方と対照的な存在であり、悪の組織などが挙げられる。 (→悪役
萌え要素として、悪役の女が好きとか、悪人の女が好きとかいうのもあるらしい。

アンチヒーロー/ダークヒーローとして、冷・非な悪人側が主人公な作品もある。
その生い立ちからや綺麗ごとが何の役に立たない、世の中の理不尽や矛盾真理を突いた名言も多い。

広義の悪人

※必ずしも犯罪を犯した人間とは限らない。

  • 法律違反やルール違反、マナー違反を気で行う
  • 行為によって他者の健康・安全・治安財産・気分・雰囲気を大きくする。
  • 悪びれる様子がない、または前提として悪いとすら思っていない。
    • や権・地位・相対関係によって悪事が許される、選ばれた人間であると自負している場合も。
    • 非常に高額な給与・報酬に対して、半分の仕事もしていないもの。
    • 過去犯罪武勇伝としてっているもの。
      • 犯罪歴や少年院上がりなど「むしろ箔がつく」のように喜んでいるもの。
  • 一応逮捕拘束・取り調べされたが、権・地位・年齢等で無罪・微罪・軽罪で済んだもの。

…といった人間す場合が多い。

犯罪者テロリストす場合もあるが
高に叫びまくるカルト信者活動家老害毒親クレーマー、悪徳企業から政治家まで様々。

バカッターバイトテロといった自爆によって、全的に悪人と認識される場合もある。

中には善行であっても一方的偽善者扱いにされる場合もある。

軽減

悪事のレベルが一定以下であれば、心・更生した状態を続けると徐々に定義が薄れたり
悪事を十二分に相殺するほどの補償・成果があれば咎められない場合も多い。

ただし元々が善人であるといった前提がなければ、心は行われない場合もしくない。

悪人にされる場合もある

単純に自分が気に入らない相手や、いかに効率的で正論であっても
自分や集団の意思決定と合わない、空気を読まない人間が「悪人」にされる場合もある。
後者は「同調圧力」などが有名。(項参照)

加害者でありながら、過去理屈を持ち出し被害者ぶる人間国家もいる。
正当行為正当防衛緊急避難であっても、なぜか相手側に逆ギレされる場合もある。

海外旅行などではその法律習・犯罪があるため
知っておかないと悪人にされたり、悪人に利用される事例もしくない。

厳密なルールのない事に対して俺ルール基準他者を悪人認定する者もいる。

単純に理由はどうあれくこと、謝らせることに快楽や優越感を得る者もいる。

リアル悪人

「悪事を働けば逮捕されたり、十分な刑罰を受けるか?」
といえばそうでもなく…

法律の抜けを使ったり、法律自体を変えてしまったり、無知人間学生に対して「これが当たり前」と思い込ませ搾取を行う悪徳企業などが有名。

詐欺まがいだが、犯罪ではないグレーゾーンを攻める商法もある。
例:芸能人になりたい!といった欲求を利用するオーディション詐欺など。
詐欺であっても自身で品を差し出すことから、控除や全額返還は難しい場合もある。

仮に逮捕されても法律えた罰則はできない上に、年齢や殺人数・前例など諸事情によって軽減されるなど「刑罰が軽すぎる!」といった批判される場合もしくない。

税金や資・施設・権限を私的利用してしまう例は日本に限らず発展途上国や独裁国家でもよくあり
非常に高報酬であるにもかかわらず、経済益の妨げとなる場合も多い。

悪人が有利な事例

法律ルール・一般常識道徳倫理といったに捕らわれず
また犯罪は加・殺傷を含めスポーツのように正々堂々と明確なルールを持たないため
卑怯な戦法や攻撃、行為を然と行う事が可。(大人数で取り囲んで袋叩き、人質、騙し討ちなど)

このため、説得などの対話は基本的に有効ではなく
「絶対にやめましょう」「みんなが困っています」といった看板や啓発も意味を成さない。

犯行におけるデメリット等を強調するほうが有効な場合もある。
自分の不利益に対しては特に敏感なため

その他、犯罪科項においても防犯概要は記載されているがアイデア次第な部分もある。
防犯対策に対する悪人側の対策など、いたちごっこになる場合もある。

既に悪人に困っている場合

現在進行形で脅威にされている方は
録音・録画といった記録(項参照)と 通報 をお勧めしたい。

通報しても悪徳警官で動かない場合もあり、各都道府県警に設置されている監察に連絡するのが有効。
(→警察/#動いてくれない!)

基本的に相手は都合の良い事しか言わないため、少しでも違和感を感じたら
「そう言われたから」「よく分らないけど調べるのは面倒」ではなく必ず調べるをつけよう。

いざというときは…

自分または他人に対し、危を加える事が明な場合に限って相手に対し反撃し
死亡させたり重篤な後遺症を残しても罪には問われないなど、正当防衛緊急避難護身術なども覚えておいて損はない。(項参照)
…ただしやむを得ない場合を除き、基本的には逃げるのが最善策。

基本的に日本法律ではやったもん勝ち、やられ損(殺され損)である場合が多いため
本当に逃げ場がなく、やむを得ない場合に限っては周囲の物品を武器にするなど、全で反撃する選択肢はある。(→護身術

悪人(小説・映画)

保険外交員の石橋を殺した土木作業員の清水一は、出会い系サイトで知り合った代とともに逃亡する。なぜ事件は起きたのか、そしてが「悪人」なのか?

吉田修一の長編小説2006年から2007年にかけて朝日新聞上で連載され、2007年に単行本が朝日新聞社から刊行。現在朝日文庫から上下巻で出ており、累計200万部をえている。

相日監督妻夫木聡・深絵里演で映画化された。2010年9月11日開。配給東宝中島哲也監督の『告白』とともに2010年日本映画を代表する作品として、日本アカデミー賞で最優秀男優賞・女優賞など5冠、キネマ旬報ベスト・テン第1位など、様々な映画賞、各種ランキング上位を総なめにした。

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最終更新:2024/03/19(火) 13:00

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