悪道カップは、株式会社サンプロスが発売している車好き向けのビデオマガジン「ビデオオプション」内で企画されたスポーツ。正式名称は「自動車サッカー悪道カップ」で、通称JIFA(Jidousha International de Football Association)
元々は、OPTIONの創刊20周年を記念した企画として立ち上がったもので、文字通り自動車に乗ったままで、一般的な普通のサッカーをするという、無謀かつ無茶苦茶なもの。ただ、観戦している分には面白い。
この企画はこれまでに3回行っているが、その3回目では、解説であるアキラが、花火大会などで使われるような、本格的な打ち上げ花火を、ドライバーに向けて放つという大変危険なことを行い、直後にサーキットを管理している職員から苦情が出た。これが原因なのか、以降の自動車サッカーは行われていない。
会場は、富士スピードウェイのジムカーナコース(サッカースタジアムと言い張っている)を借り切り、そこにクッションなどを置いて、即席のサッカーフィールドにしたもの。余談だが、ジムカーナコースの貸し切り平日料金は、およそ16万円である。
使用されるプレイヤー(車)は全て市販されていたものだが、廃車として処分されるものをチューナーなどから、格安の値段で寄せ集めている。そのせいか、プレイヤーの個体差が酷い。例を挙げれば、第1回の岡ちんのエスティマ(俗にエスティ魔)とドリ侍のスターレットとか。
使用されるサッカーボールは、球体の発泡スチロールにFRPで厚く塗り固めたモノで、直径150センチ、重量50キロ、値段は10万円とのこと。余談だが、普通のサッカーで使われるボールは直径が最大70センチ、重量は重くても500グラム以下である。つまり、重さを基準にしても直径は70メートル以上じゃないといけないので、JIFA公認のボールは相当重いボールである。第1回でマナPが「即死です、GAHAHA」と冗談めいて言っているが、間違いなく大怪我必至である。
更に余談だが、冊子の端にはわざわざ「公園などで遊ぶのはご遠慮ください」と、注意書きまで添えられている。
ルールは、一般的なサッカーのそれと大きく変わりはない。但し、下記のように一部変更されている。
第1回ではあまり多く規制されていなかったが、2回以降は安全性や、会場であるFISCOを気遣ってか、かなり明確にされた。
1チーム5台で行い、3トップで攻撃を行う。ゴールキーパーは各チーム5台とも兼任。
守備の2台は、基本的にハーフウェイラインを超えられない。しかし車という特性上、旋回のために多少は出ることが認められている。
サイドラインはないので、ラインを割ることはない。ガードレールの跳ね返りはそのままスローインと同様のものとする。
イエローカードは警告、レッドカードは5分間のピッチ外への、退場処分とする。また、イエローカードが2枚出るとレッドカードになり、同様に5分間の退場となる。
守備に回った際、先回りしてゴールを塞ぐ行為には、イエローカードが宣告される。ただでさえ動きにくい車への特例である。
運転席へのチャージといった、プレイヤー自身の身に危険が及ぶような故意の攻撃、守備は、即レッドカードが宣告される。
ロケット弾の発射といったフーリガン行為は、ウケ狙いという名目で黙認。(第2回のみ)
爆走ドリフターSC
のむけん、ワクワクさん、ドリフト侍、支配人、上ちん
FC悪徳チューナー
ゴッドハンド小山、岡ちん、スモーキー、阿部チャン、へたっぴ風間
FC悪徳チューナー
岡ちん、阿部チャン、スモーキー、へたっぴ風間、坂東マサ
爆走ドリフターSC
のむけん、支配人、ワクワクさん、上ちん、帝王古口
レーシングドライバーチーム(岡ちん曰く、二流ドライバー{本当はプロです})
アキラ、MAX☆織戸、ラーマン山田、タケヤリ山路、ヨーイチ
解説
クリス、岡ちん、坂東マサ(岡ちん、坂東マサと入れ替わりで、レーシングドライバーチーム)
暴走ドリフターSC
のむけん、支配人、上ちん、トキちゃん、ヨーイチ
ナデしこしこジャパン(JIFA非公認)
GOGO大二郎、岡ちん、へたっぴ風間、坂東マサ、かわさき
よく、トップギアとよく似た企画であるために比較されがちだが、トップギアのそれは公共放送で、チャンネルさえ合わせれば誰でも見られる。だが、こちらはDVDか、この動画を見ている人しか知りえないものなので、ある種の中毒性がある。
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最終更新:2024/04/24(水) 06:00
最終更新:2024/04/24(水) 06:00
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