悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンスとは、コナミから2006年に発売されたニンテンドーDS用のゲームソフトである。
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名前が略しにくい。GOL、ギャビリンス、ギャオスなどと呼ばれることもある。
『蒼月の十字架』に続く探索型横スクロールアクション。1944年のヨーロッパを舞台に、突如復活した悪魔城で起きた戦いを描く。
1917年が舞台の『VAMPIRE KILLER』の設定を多く使っている。
新たな敵ブローネルの登場で入り組んだストーリー、独立した絵画のマップの数々、2人の主人公による豊富なアクション、大量のコレクション要素、様々なクエスト、異常に多い裏モードにより、シリーズ最大規模のボリュームを獲得した傑作。
難易度もかなり高い。
2人のキャラクターを共闘させる独自のシステムを採用している。
主人公は物理タイプのジョナサンと魔法タイプのシャーロットの2人組。それぞれを切り替えるだけでなく、自動で動くパートナーに協力してもらうことで、従来になかった特殊な仕掛け、強力しないと打破できない強敵に立ち向かう。
2人の性能も大きく違い、前作以上のバラエティ豊かなアクションを完成させている。
今作から霊体であるウィンドと名乗る人物からクエストを受ける事が出来る。クエストを達成すると、強い武器やHP・MPアップ等が貰える。その中には特殊なクエストまで存在しており、所持金やDS本体設定の時刻に関係してくるのもクエストもある。
ジョナサン・モリス
『VAMPIRE KILLER』の主人公ジョニー・モリスの息子でヴァンパイアハンター。父親からムチに頼らない戦闘技術を伝えられ、前作の蒼真と同様に剣、槍、そして鞭といった多数の武器を使用可能。
そして多数のサブウェポンを使いこなす。ゲームは前作同様、MPとハートが統合されており、サブウェポンも魔法と同じく一度取得すれば「装備」の一つとして保持される。
シャーロット・オーリン
ジョナサンの幼馴染の天才魔法使い。とにかく天才でありゲーム中の多くの問題を解決していく。
戦闘では物理攻撃が聞きにくい敵の相手を得意とする。装備できる武器は少ないが、通常攻撃自体はなかなかの性能で。相手によってはジョナサン不要な場合もよくある。
魔法はその場に停止して発動する。時間がかかるがいずれも強力。攻撃魔法だけでなくサポート魔法も多数習得し、彼女の存在をうまく使うことが重要となる。
伝統通りクリア後にサブキャラクターが解禁されるが、条件を満たすと最終的に3モードで5人も登場する。
全員経験値でレベルが上がるが、アイテムはない。
ライバルキャラのステラとロレッタを使うモード。2人とも攻撃をタッチペンで行う特殊なキャラクターで、十字キーで浮遊移動する。
一応ストーリーがある。ロレッタのシューティングゲームみたいな性能のため難易度は低い。
時代を超越して参戦したリヒター・ベルモンドが主人公のモード。物理タイプのリヒターと魔法タイプのマリア(ギャビリンス本編には一切登場しない)の2人組で戦うモードで、ストーリーはない。声も2人とも原作と違う人っぽい。
月下リヒターをベースに、没ドットから復活した新技も習得しており、コマンド技が非常に多い。
回復アイテムがないため、終盤の難易度が非常に高い。
あとモードのスペルが間違ってる。正しくはRICHTER。
ザコ敵のオールドアクスアーマー(『血の輪廻』デザインのアックスアーマー)が主人公という意味不明のモード。もちろんストーリーはない。
声はジョナサンの使いまわしなのに、ボス戦の都合か女性として設定されている(敵のセリフが変わる)。
性能は悪くなく、攻撃ボタンを押さなくても斧に攻撃判定が発生する特性を持つ。さらに攻略用に小さい隙間に入れるようになっており、壁に対して理不尽な接触判定を持つ。
回復アイテムがないため、終盤の難易度が非常に高い。
またクリア後はハードモードが追加される。
2周目のクリアデータを引き継いでも普通に死ぬほど難しい。
本作の敵ブローネルはドラキュラとは独立した吸血鬼。ルーマニア出身の画家ヴィクトル・ブローネルから名前を取っていると言われる。外見は映画「吸血鬼ノスフェラトゥ」のオルロック(Orlok)伯爵をモデルにしているっぽい。
ゲーム後半の話題になるが、ブローネルにはただの悪役と切り捨てがたい動機がある。ドラキュラが魔王になる経緯とも類似が指摘される。
彼の人物像はバッドエンドのほうがより明確なので、未見の場合は見ておくことを勧める。
また彼の起源である第1次世界大戦はVAMPIRE KILLERのストーリーとも大きく関わっている。
彼は生まれ変わりについて言及しているが、外見が似ているとは一度も言っていないことに注意したい。
彼の主張する事実については、作中で反証はされておらず、実際にその通りだった可能性がある。
重要なのは、それが事実だったとして同意できるわけではないことである。
『ロードオブシャドウ』に登場するヴァンパイアのブローナー(Brauner)はブローネルの英語版の名前。日本版ではブローナーと訳されてオマージュとわかりにくくなっているが、名前だけ使っているまったく違うキャラクターなので、わざとかもしれない。
この相方のオーロックス(Olrox)が悪魔城シリーズのオルロックの英語版の名前。
『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』では初期キャラクターとしてジョナサンとシャーロットに加えて今作のボスでもある4章のボスにブローネル、DLCの7章にアシュタルテが登場。今作では、ジョナサンとシャーロットは別々のキャラクター枠となっておりどちらも育成にはやや少し時間がかかる性能となっている。
今作のジョナサンはヴァンパイアキラーのみしか使用出来ない熟練度型でサブウェポンのヒットによりが上がるのだが、ジョナサンは使用出来るサブウェポンも非常に多彩なのでレベル上げにはひと苦労。
一方シャーロットは今作では封印魔法で一部の敵の攻撃を吸収するとラーニングが出来る。ラーニングに成功すれば使える魔法が増え、火力も上がるのだが敵一個体からしかラーニング出来ない上に何回もラーニングが成功しない場合がある。
今作のブローネル、アシュタルテも原作と同じ動きをするのだが、アシュタルテに関しては弱点属性が変更されており弱点属性の攻撃以外は全くダメージを与えられない程、ステータスが高く設定されている。また、アシュタルテ以外にも6章に登場するドラキュラ伯爵がテンプテーションを使用してくる。こちらは女性キャラが触れてしまうと洗脳されてしまう。
BEMANIシリーズの一つ『REFLEC BEAT 悠久のリフレシア』では、同作のイベント「The Treasure of Reflesia」での古代祐三氏の参加記念として、本作のテーマ曲「狂月の招き」がプレイアブル収録された。
ちなみに、本作の楽曲はDSに落とし込む前のオリジナルバージョンがサントラに収録されているのだが、リフレシアではDS本編に収録された際のDS音源バージョンを収録。
『悪魔城ドラキュラ グリモアオブソウル』でもこの2人が登場。シャーロットこそプレイアブルキャラクターだがジョナサンは『アルターアーツ』という一定時間のみでしか使用出来ないキャラクターとなっている。
シャーロットは通常攻撃が遠くまで飛び、さらにため打ちが可能でジャンプボタン長押しでホウキに乗る事が可能。他キャラでは行きにくい場所へも簡単に行く事が可能。
ジョナサンはストーリー上ではヴァンパイアキラーの練習をする描写があるはずなのに素手での攻撃となっている。しかし、一度のみしか使えないオーラブラストは強力な全体攻撃技となっている。
本作は難易度が高かったせいもあってか、公式サイトにボスの攻略が掲載されていたが、
そこに解説と別に奇怪な動作でボスを攻略する動画が混入しており、「公式がホァイ」といわれた。
プレイ動画など
初期のTAS
かなり高騰しているが、金に糸目をつけなければ入手自体はできる状況。
英語版(Portrait of Ruin)も出回っているようだ。
掲示板
78 ななしのよっしん
2022/06/22(水) 17:40:53 ID: /fb6fo7EFs
後半ステージのBGMは
冥界の学舎=AC悪魔城ドラキュラ
消え去りし都=エルギーザの封印
魔の13番街=バンパイアキラー
と過去作からのアレンジBGMってのは分かったんだけど、焼け堕ちた楽園のBGMだけは分からん。あそこだけオリジナルなんだろうか?
79 ななしのよっしん
2022/12/20(火) 12:45:08 ID: qNvFRvteDl
クリアしてきた!面白かった~伯爵&デス様コンビよりもほぼ即死攻撃持ちの姉妹の浄化がキツかった。ニコ動に上がってた公式サイトでみれた戦術指南を見た感じだと画面外にシャーロットいると消えちゃうけど交代すれば良かったんだな。
80 ななしのよっしん
2023/09/25(月) 08:25:53 ID: qNvFRvteDl
ようやく巣窟込みでクリア出来た・・・ボスはそうでもないけど普通の敵の火力がえげつない。クエスト殆ど終わらせないと行けないけど、それまでに回復アイテム集めのクエストを何回か挟んでるのは上手い調整だと思う。
あとシャーロット可愛いよシャーロット、魔法の本背負うカエルシャーロットも可愛い。
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最終更新:2023/12/04(月) 09:00
最終更新:2023/12/04(月) 09:00
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