悲壮感 単語


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ヒソウカン

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悲壮感とは、

  1. あわれにまた勇ましいこと、悲しい結果が予想されるにもかかわらず雄々しい意気込みがあること、またはそれらを感じていること。
  2. フジテレビ系列バラエティ番組「はねるのトびら」から誕生した音楽ユニット、及びそのデビューシングルである「悲愴感」の誤表記。
  3. ニコニコ運営代表である栗田穣崇氏のTwitterにおける発言。ニコニコではこの意味で使用されることが多い。詳しくは栗田穣崇を参照。

本記事では、1について解説する。

概要

「悲壮」とは、専門的な話をすると美学上の用語であり、美というものを幾つかの類に分けた際の美的範疇の一種とされている。その中でも「滑稽(喜劇美)」の対立概念に位置づけられ、悲劇の中に見いだされる美(悲劇美)す。

悲哀や悲愴とも良く似ているが、これらの二語は単純な悲しさを表すものであり、それらとは違って悲壮は特に価値ある人物の破滅の当たりにした時に成り立つ言葉とされる。例えば物語主人公が、自身の手ではどうしようもない原因(人間社会の構造、運命悪戯いは越的な存在(神など)によって挫折し、苦汁をめている時、それを視聴している私達は主人公に対して悲哀の感情を抱くだろう。それがただただ理不尽な悲運であるならば尚更である。

しかしその悲劇の中で、主人公必死に足掻き前へと進む姿を示した時、私達はそこにある種の「崇高」を見出すことになる。苦難に立ち向かう人間勇気に対する賛辞、いわゆる人間讃歌を感じ取った時、その物語は悲壮感の溢れるものとして私達の娯楽となるわけである。

なお悲劇を題材にした芸術は西洋、特にギリシャにて古来から発展してきたものである。歴史が長いために悲劇観の変遷に応じて悲壮の定義も多様となっており、個人の主観が関わることからそれが悲劇であるか否かについても解釈が分かれることがある。つまりある人は結末がハッピーエンドでないから悲劇と言い、ある人は破滅に至るまでの過程が滑稽だから喜劇と言う、ということもありえる。

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最終更新:2025/04/24(木) 17:00

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最終更新:2025/04/24(木) 16:00

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