愛・おぼえていますかとは、TVアニメ「超時空要塞マクロス」の劇場版「超時空要塞マクロス - 愛・おぼえていますか」、および、同劇場版での主題歌「愛・おぼえていますか」のことである。
1982年から1983年にかけて放送されたTVアニメ「超時空要塞マクロス」のヒットを受けて制作され、1984年に公開された劇場版アニメ。
基本的なストーリーや設定はTVアニメ版を踏襲しているが、一部にTVアニメ版と劇場版の違いが見られる。
この劇場版においても、一条輝の同僚の柿崎はあっけなく死亡する。
死亡原因はTV版と異なり、メルトランディのミリアの初撃による撃墜である。
(TV版ではマクロスの全方位バリアのバーストから逃げ切れずに消滅)
その最期の姿は一条輝機の通信モニタ画面内で輝の事を女性関係でひやかしている最中で、この際も輝は「柿崎ぃぃぃぃぃ!!!」と叫んでいる。
ちなみに劇場版における死亡フラグはチョコパフェ・モンスター。(TV版ではサーロイン特大ミディアムステーキ)
→ 「柿崎」
劇中では、一条輝と早瀬未沙が壊滅的な被害を受けた地球に降下した際、太古に滅びたプロトカルチャー文明の遺跡にて発見。
早瀬未沙により詩が現在語に翻訳され、リン・ミンメイが唄うことになる。
最終決戦において、「文化」に触れることで、それを擁する人類を滅ぼさんとするゴルグ・ボドルザーに叛旗を翻したブリタイと、彼に呼応したゼントラーディ艦隊、メルトランディ艦隊がマクロスと共に基幹艦隊と対峙する。
この局面でリン・ミンメイと彼女が唄う「愛・おぼえていますか」が象徴的な役割を果たしている。
ブリタイ 「ジンゼムインバンアドクラス艦隊よりマクロスへ これより貴艦を援護する」
エキセドル 「プロトカルチャーの文化を 失うわけには参りません」
ブリタイ 「リン・ミンメイの歌を聞く全ての者に告げる。
我等の敵はただひとつ。
ゴルグ・ボドルザーを倒し、再び文化を取り戻すのだ」
後に第一次星間戦争と呼ばれるこの戦いを終結に導く鍵となったこの歌が、実は50万年前のプロトカルチャー文明社会にあって、何の特別でもなく当時 のありふれた流行歌のひとつに過ぎなかったことは、気の遠くなるような時を超えてなお普遍的なものがあるということを表したかったのかもしれない。
1987年に発売されたOVA「超時空要塞マクロス Flash Back 2012」では、劇場版のエンディングとなる筈であった(作中における)2012年のリン・ミンメイのコンサートシーンが新たに制作され、第一次星間戦争終結後最初の宇宙移民船となるメガロード-01(艦長:早瀬未沙)の出港場面と合わせて見ることができる。
同曲はその後、他のアーティストによるカバーも複数出されている。
後続のマクロスシリーズの作品世界において「愛・おぼえていますか」は、「この歴史的出来事を元に映画が作成された。その際の映画のタイトルと主題歌のことである。」という設定になっている。
同様に、劇場版の大元となるテレビアニメ版は「歴史的出来事をもとにしたシリーズドラマ」という位置付けとなった。
作品内で言及される場合には、このことを暗黙の了解として踏まえた上で受け止める必要がある。
掲示板
55 ななしのよっしん
2023/05/26(金) 09:21:00 ID: ovj6DNMxBz
作られたのが昭和だからとはいえフォッカーの男女観がかなりキツいもんがあった
56 ななしのよっしん
2023/06/03(土) 15:50:04 ID: poJdek6Acd
良くも悪くも時代を反映した映画って感じだった
ナウシカとうる星やつらビューティフルドリーマーと、その年のアニメランキングを争ったらしいけど、その二つは今でも通じる普遍性がある内容なのに対して、
この作品はテーマ的にも展開的にも「後のマクロスシリーズを面白いと思った人が原点を参照する」ぐらいでしか見る意味があんま無いなって思った
愛・おぼえていますかは名曲だったけど
57 ななしのよっしん
2023/08/02(水) 03:18:32 ID: b70uq0Ezf7
>>51
あれは機動要塞の巨体を各部に分散配置されたフォールド機関を協調させてフォールドさせる仕掛けが、コアのボド氏の断末魔で個々が不随意にフォールドしだしてセルフ解体しちゃったって設定
急上昇ワード改
最終更新:2023/12/09(土) 17:00
最終更新:2023/12/09(土) 17:00
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