戦わなければ生き残れない!とは (タタカワナケレバイキノコレナイとは) [単語記事]

概要

己が願いを叶えるために、エゴによってライダーシステムを創り上げた神崎士郎。それは、ミラーワールドで仮面ライダー同士を戦わせ、最後に残った者の願いを叶える（という名目の）儀式にも似たシステムであった。

仮面ライダーとしてデッキを持った者はモンスターとの契約により力を得なければ弱いままである。そして、契約後は契約モンスターへのエネルギー供給もその大事な活動の一つとなるのだが、まったく戦わないという選択は契約モンスターの空腹状態を招き、自らを危機に陥れる。ライダーデッキを手に入れた者は、ライダーだけでなく、ミラーワールドのモンスターとも常に戦い続ける運命を背負うこととなる。

「存在し続ける事」も「願い」であり、戦い続ける必要がある…そのようなジレンマを端的に表したキャッチコピーと言えよう。

転じて、同じように力を持った存在が戦い続ける運命にある世界観の作品で、このタグが付けられる事がある。作品の種類は様々だが、敗北＝死（消滅や社会的なものも含め）、または願いのために血を吐きながら続ける悲しいマラソンのような戦いが続く世界観が感じられた場合にも、このタグが付けられる事がある。

･･････それでも、生き残れる希望があるうちは幸せなのかもしれない。　→戦っても生き残れない!