戦艦少女とは、中国で開発・配信されている擬人化艦隊育成シミュレーションゲームである。
中国語表記では「战舰少女」。Android・iOS用アプリケーションとして配信中。
開発会社は「幻萌网络」。元?運営会社は「派趣科技」。それぞれ「幻萌」、「派趣」と呼ばれることが多い。
中国のゲーム開発会社「幻萌」が製作した、艦これに類似した海戦シミュレーションゲーム。通称「艦N」→「艦R」。
艦これ好きな製作陣が、自国内でも艦これのようなゲームが出来るように開発したという(艦これは日本国外でのプレイを規約違反としている)。
発表当初は中国お得意のパクリゲーとして冷ややかな目で見られていた。しかし製作陣のリスペクト精神や、スキル等の独自要素の実装、パクリゲー特有の画像や音楽の盗用を許さない姿勢が評価され、中国だけでなく日本を含む海外ユーザーにも受け入れられた。
トラブルが多かった運営会社から離れ、幻萌が独自で運営するようになった後は戦艦少女Rに名を改め、初期に予定していた海外での展開を本格的に実施。秋葉原に事務所を構え、日本支部を設立した幻萌は日本版をリリース。日本人ユーザーも簡単にプレイできる環境が整うまでとなった。
萌え擬人化された元艦艇の少女達を育て、海域を攻略していくシミュレーションゲーム。
元艦艇の範囲は、というと文字通り「世界各国の艦艇を編成して戦う」事ができるレベルである。
一部を上げただけでも、上記のような艦が実装されており有名艦からマイナーな艦まで、多種多様の艦艇で艦隊を作ることが出来る。
中には変わり種も存在しており、
等々、売却や譲渡によって国籍が変わった艦や、第二次どころか第一次世界大戦前の軍艦、果ては未完成艦や軍用艦艇ですらない艦も一定数存在している。
なお、一部の担当イラストレーターはpixivにアカウントを持っており、公式に許可を取ってゲーム内イラストを上げている。中にはゲーム内キャラのR-18イラストまで堂々と投稿していたりするイラストレーターも… 。
プレイヤーは艦船(美少女と化した軍用艦の名称)を率いて、敵対する深海軍と交戦・撃滅する事がゲームの目的である。深海軍は各国に基地を設営しており、基地守備隊を倒す事で次の章へ進める。中にはゲージが設定されている基地もあり、その場合はゲージが無くなるまで基地守備隊を倒さなければならない。
どのゲームにも物語が付き物だが、戦艦少女では物語や設定が一切用意されていない。各々が自由に想像してほしいというのが幻萌の考えらしい。このため敵の正体や戦争する理由が明かされる事は(公式からは)無いだろう。一方、艦船たちの母港はプレイヤーの分身たる提督が管理しているようで、最高責任者として艦船から認識されている模様。フッド曰く「居心地が良い」との事。
「戦艦少女」当初配信時は、前後に中国版艦隊育成シミュレーションゲームが多く出ては、他ゲーからのパクリを指摘されてサービス変更・配信停止になる事態が相次いでおり、「戦艦少女」も酷似している点を見て冷ややかな目で見られていた。
しかし、当初から(大井や北上など危ない子も居るが)ほぼ独自デザインのキャラを出していたり、(装備品が「米国」→「U国」等になったり「中華民国」国旗が猫になったりしつつも)アップデート対応でシステムの変更・追加をしていくなど、開発陣による独自路線の傾向が強くなってくる。
今まで交流会イベントを開催したり、中国での同人イベントで公式同人誌を発売する等展開を広げていたが、なんと2015年6月のE3で出展。更に英語版の配信も決定してた。
これらを踏まえ、中国だけでなく日本や世界各地で徐々に人気や知名度が上がっていった。
開発側である「幻萌」は運営側である「派趣」へ運営を代行してもらっていたが、その手法は良くなく、勝手にブラックなゲームとコラボを進めようとして、ユーザーだけでなく開発側からも批判も浴びるなどしていた(後にコラボ撤回)。
その他の問題もあり、2015年7月開発側は運営側との運営代行契約の破棄を発表。
ユーザーデータを保護しつつ、新たにR版を立ち上げ運営を開始した。この辺りの話は こちらの記事が詳しい。
その後「派趣」は開発側を他所のメーカーへ依頼、ボイス実装や新システムを実装するもボイスは使い回しがメインで新システムはどこかでみたような(主に連合艦隊システム)内容を使いユーザーを呆れさせる。イラスト等も盗作や依頼内容をごまかしての使用等問題も。今まで元ネタがあったのが「何故?」といわんばかりの格好等あまりに褒めた物ではなかった。(長門は何故かチアリーティングの格好だったり元ネタが無い)
論争を繰り広げた運営と開発だったが2016年6月和解により裁判が終わり、運営サイドの戦艦少女は同年7月にサービス終了となった。
元運営側の「派趣」は新たなイラストレーターを雇い、残ったデータを利用して運営を続けたもののiOSアプリ配信が停止された。
現在「幻萌」が運営しているR版は、サーバーへのDDoS攻撃に悩まされながらもBaiduやGoogleドライブからクライアントを配信を行っている。
また、公式twitterも開設され、日本ユーザーに対する返答なども行っている。
2015年秋には大幅なアップデートを行い、SDキャラによる戦闘シーンが実装される等様々なところに変更が行われている。
また2017年4月と9月(日本版では10月)に大型アップデートが行われ、ボイスの実装と箱庭要素の追加、レベルキャップの解放、UIの大規模な改善等が行われた。
2016年からはタイ版が配信されたのを皮切りに同年10月には日本版が配信された。英語版の配信も予定されている。
ただしタイ版はタイ国内の情勢悪化により2017年8月にサービスを終了してしまった。
日本では前述の通り2016年10月23日から配信を開始。その後ペースは遅いものの順調にユーザー数を順調に伸ばし、2017年8月現在40万DLを達成した。
日本版ではゲーム自体には中国版には無い独自要素は余り無く、アップデートも中国版を後追いするという形で行っている。
グッズ展開やコラボも中国版と比べ小規模であるが、空戦乙女とコラボしたり、ツイッターの公式アカウントで「ティルにっき」という短編ストーリーを連載したり、公式LINEスタンプを販売する等の独自路線を開拓している。
2018年9月8日にはスピンオフとなる『蒼青のミラージュ』のサービスが開始されたが、2020年3月15日にサービスを終了した。
掲示板
提供: しー
提供: ゲスト
提供: カニカマ(※蟹ではない)
提供: ビッケバッケ
提供: Hiro.
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最終更新:2025/03/22(土) 11:00
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