扇子 単語

175件

センス

2.1千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

扇子とは、手元でを送るのに用いる具である。

概要

うちわのように手でを起こすのに用いるものだが、うちわと違って扇子は開閉・折りみが可という点が異なる。使用時に広げ、使用しない時はんでしまう事で収納も簡単。
構造については、数十本もの組みを一点で束ねて固定したものに、和を貼り付けたものという構成。扇子を開く度も、大体は120度前後のものが多いが基本的には90度以上180度以内の扇形である。

扇子の用途もまた、扇いでを起こす以外にも多種多様に存在し、具体的には狂言などの舞台で何かの見立てに用いたり、ファッション・装飾用や舞踊に用いるもの、武器として用いるもの(大体は、で出来ている扇子である。一部創作作品に全て製の所謂『鉄扇』もあるが、相当重い)などといったもの。
かつて「ジュリア東京」でよく見られた所謂「ジュリ扇」もまた舞踊に使うものへ分けられるであろうが、羽根扇子を使ったところはジュリアナ以外では宝塚歌劇でも見られる。

ついでの知識

  • 120度前後の扇形という形状が「末広がり」と通じるとして、扇形はしばしば縁起のいいものとして扱われる。
  • 扇のを留めている根本の部分は「要(かなめ)」と呼ばれるのだが、要は壊れてしまうと扇としての機が成り立たなくなってしまう重要な部位である。「肝心要」という言葉のになったとも言われている。
  • 扇子のを送る部位(扇面)は先述の通り和を貼るのが一般的だが、布や合成繊維を使ったものや孔雀羽根で作られた扇子も存在した。また外では、レースを用いた扇子も。
  • 将棋囲碁でも、対局している棋士がよく扇子を手にしているさまを見かけると思われるが、これは扇子で仰いだり手で扇子を開いたり閉じたりする事で(単調なリズムをつけた行動が)思考を活性化するためと言われている。もっとも、これらの行動が対局相手には「思考を乱す雑音」として受け取られる事もあるため、相手の思考中には扇子を使わないというのが将棋囲碁における作法・礼節の1つとされている。

扇子がトレードマークの人物・キャラクター

関連動画

関連商品

キャラクター扇子

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
WhiteCUL[単語]

提供: すずくろ

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/25(木) 11:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/25(木) 11:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP