拡散 単語

128件

カクサン

2.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

拡散(かくさん)とは、がりることである。何かが広がって散っていくこと。増えながらバラバラになることなど。

また生して以下の意味でも使われる。

  1. 物理の1つで、粒子などが自発的に散らばり広がるさま。
  2. インターネット上である情報などが広がる、広げるさま。デマが拡がる様子も含める。
  3. 英単proliferationの直訳。原水爆武器が多くのに行き渡る事にも使われる(⇔軍縮)。

本稿では2について解説する。

インターネットにおける拡散

ある個人や集団、同じ思想を持つ者達にとって、強く拡散したい情報がある場合、【拡散希望】の文言をつけて、外部の集団や関係のないブログ掲示板などへコピペを行う事がある。

ニコニコ動画では、ランキング上位にある動画コメントを残していくさまが見受けられる。
最近では、Twitterで「拡散希望」と文頭に書いてく事でそのきを他者にリツイートしてもらう方法がある。

このようにして拡散を行う事により、不特定多数にその情報を知らせ、興味を持たせる事が期待できる。
に、イベント特定の活動を宣伝したり、政治を喧伝する事で賛同者を集めたりする事に使われる事が多い。

「拡散」のデメリット

しかし、拡散には大きなデメリットが存在する。

知りたくもない情報の押しつけ

 1つは、「その情報を知らない人間情報を伝える」と言う行為の性質上、伝えられる側の人間が必ずしもその情報を知りたいと望んでいるとは限らない点である。
知らせる側が善意で「相手のため」と思っていても、受け取る側は余計なお世話と思っているかもしれない。
特に、概要でも述べた「全く関係ない場所での宣伝行為」は非常に嫌われる行為であり、通常は荒らし行為とされる。動画を楽しんでいる時に「政治家の◯◯は××だ!」などと大文字で騒がれて喜ぶ人間まずいない(→政治厨)。

酷い場合には、「そんなことを気にしてたら何もできずじまいになってしまう」「TVネットニュース報道と同じこと」「嫌なら見るな」などと言う動機で、受け取る相手の事情を全く勘案する気がいと言う事もある。
当然、こういった押し付けがましいは、受け取る側に反感を持たれる事になる。無視されるなら良い方で、拡散への反発から反対意見に回られてしまう事も多い。「自分のの賛同者」を集める為の拡散で、「自分のの反対者」を増やしてしまう事になるのである。
「自分は拡散で教えてもらった事に感謝しているから、他人も感謝する」とする拡散者もいるが、もちろんそんな事はない。
これらの押し付け的な拡散行為はネット右翼ネット左翼といった政治的な者に特に多いとされる(→政治厨)。

信憑性が不十分な情報の流布

 もう1つは、「信憑性の検証が疎かになる」と言う点である。
その情報を調べ、考え、文章としてめ上げなければならない「発信」にべ、「拡散」はある情報を見て、それを何も考えずにただコピペするなりリンクを貼るなりするだけで成立してしまう。そのため、拡散する情報の信憑性を検証せずにデマ拡散してしまう人間も多い。
その結果、情報拡散過程で情報がねじ曲がるなどして、情報爆発的に広がってしまう場合が多く存在するのである。酷い場合は、最初の情報発信が勘違いや偏見、あるいは悪意を持って発信された誤情報だったりする事さえある。
その結果、情報がまるで真実のようにられ出す事も少なくない(→情報操作)。

最近では、東北地方太平洋沖地震においてtwitterブログ2ch等で多くのデマ情報が拡散され、問題となった。
その他にも、日常的に多くの誤情報ネット上に広まっている(外部リンクも参照)。

正しい「拡散」をするために

まず、心がけとして

ちょっと待て、その情報、本当に拡散すべき?(投稿者向け)

ちょっと待て、その情報、本当にリツイート?(閲覧者向け)

また、衝撃的事件をにして「これはリツイート稼げる!」と思った方。ちょっと待ってほしい

投稿してリツイート稼ぎをする前にやらなければいけないことがあるのではないか?

例えば事件だったらまず警察通報するべきだし、けが人が居たら救急車を手配するべきである。

本文

このようにデメリットの大きい拡散行為だが、「多くの人間に、簡単に情報を知らせる事ができる」と言うメリットは確かに存在する。
正しく行えば、拡散行為も役に立つだろう。

そのためには、「場所を選び」「真実が伝わるようにする」事が大切である。
例えば、政治的な拡散をアニメ掲示板で試みれば政治厨かれるが、政治関連の掲示板で行えば、正しく興味を持つ人間に伝える事が出来る。
伝言ゲーム情報がねじ曲がるのを防ぐため、拡散するのは情報信者ホームページや確かなソースのあるまとめページへの誘導にとどめて、実際の情報は拡散せずに直接来てもらって伝えると言うのも良い。
拡散行為を見かけた時に、すぐに一緒になって拡散するのではなく、自分でもその情報ソースが正しいか調べる事で、誤情報の拡散を防ぐ事が出来る。もしその情報が誤っていたら、拡散している人間を止める事もできる。

ネット情報も、便利な物だが誤った使い方をすれば他人に迷惑をかけ、傷つける事になる。取り扱いの際は冷静になって、必ず正しく活用しよう。

ニコニコ動画のタグ

タグとしては拡散希望する動画に「拡散」と貼付けられていることが多い。

が、この記事では「意味のい拡散をしないよう良く考えましょう」というスタンスを取っているため、
個々の動画を持ってきて紹介することはしない。
もし「拡散したい動画」があるのなら、自分のホームページアカウントでやりましょう。

関連商品

関連項目

外部リンク

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/18(木) 15:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/18(木) 15:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP