指宿のたまて箱とは、観光特急である。略称は「いぶたま(IBUTAMA)」
2011年3月12日の九州新幹線博多開業に伴うダイヤ改正にて指宿枕崎線に登場した観光特急で、鹿児島中央駅~指宿駅間にて運転されている。
使用されている車両はキハ47形であり、種車であるキハ47 8060・1079を小倉工場にて改造し型番をキハ47 8060・9079として充当している。
車体は外装を白と黒の2色としているのが特徴で、山側を黒・海側を白としている。また、扉が開く際にはミストが噴出されるが、これは指宿が浦島太郎伝説の発祥の地である事にちなんで、玉手箱の煙に見立てたものである。
「いぶたま」の停車駅は始発・終着の鹿児島中央駅・指宿駅を除くと喜入駅のみとなっている。
全車指定席の観光特急ではあるが、所要時間だけ見ればそれまで運行されていた快速「なのはなDX」と殆ど変わらなかったりするのは秘密である。
なお、車両の都合により「はやとの風」編成が代走する事もあるが、その時はミスト噴出はない。
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最終更新:2025/12/07(日) 19:00
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