捧

捧とは、日本の姓である。

著名な人物、記事のある人物を以下に挙げる。

• 捧賢一 - 日本の実業家
• 捧敏夫（1945年 - 2006年） - 日本の釣り師
• 捧匡子 - 日本のバドミントン選手

漢字として

捧

Unicode

U+06367

JIS X 0213

1-42-91

部首

扌部

画数

11画

捀

Unicode

U+6340

部首

扌部

画数

10画

𢪋

Unicode

U+22A8B

部首

扌部

画数

7画

意味

両手でささげる、両手でうける、さしあげる、うけたまわる、掬う、両手を胸に上げる、両手で抱える、という意味がある。奪い取る意味で略と通じる。

〔広韻〕に「兩手にして承くなり」とある。〔釈名・釈姿容〕に「捧、逢なり。兩手相ひ逢ひて以って之れを執るなり」とある。〔説文解字〕の本字は捀で〔説文・巻十二〕に「奉ずるなり」とある。

字形

形声で声符は奉。奉は捧の初文。

音訓

音読みは、ホウ（漢音）、訓読みは、ささげる。

規格・区分

人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。2004年に人名用漢字になった。

語彙

捧檄・捧持・捧日・捧心・捧呈・捧読・捧腹・捧擁

異体字

• 捀は、〔説文〕の本字。形声で声符は夆。
• 𢪋は、〔康熙字典〕に捧と同じとある異体字。また捀と同じともある。
• 摓は、〔康熙字典〕に捀と同じとある異体字。また縫・逢の異体字でもある。

関連項目

• 日本の苗字（名字）の一覧