![]() |
探偵物語とは、 |
探偵物語とは、1979年~1980年に放送された伝説のテレビドラマである。
主演の松田優作の代表作の一つでもあり、今なおパロディやオマージュを行う作品が絶えない。
1979年~1980年に日本テレビ系で放送。探偵・工藤俊作(演:松田優作)が営む「工藤探偵事務所」に舞い込む様々な依頼を描くコメディタッチのハードボイルドドラマである。
元々は本格的なハードボイルドものを作る予定であった(ハードボイルド評論家である小鷹信光が原案を書いていた)が、松田優作がアドリブや楽屋ネタを多用したため、コメディとハードボイルドが入り混じる世界観となった。もちろん、テレビ局側は良しとしない考えであったが、結果として松田の演技を優先する方針となった。そのためか当時の視聴率は当初は良かったもののトータルとしては良くない状況であり、放送時間が「大都会シリーズ」としたハードボイルドがメインであった時間帯であったため異色作と扱われていた。しかし、評価を一変するきっかけとなったのは皮肉にも松田優作の死であり、再放送をきっかけに新規のファンが生まれて評価されるようになり、彼の代表作になることとなった。
次回予告においては「予告をしない次回予告シリーズ」の元祖とも言われている。中盤までは真面目な予告をしていたものの15話から脱線し始めて、松田本人の近況報告や愚痴、スタッフ弄り、出演者の悪口、撮影に関する裏話、最終話前には松田優作、服部刑事役の成田三樹夫、松本刑事役の山西道広、普段は助監督で最終話では監督の小池要之助の4人が挨拶するなどかなり好き勝手にやっていた。
後の作品に数々のパロディやオマージュが見受けられる。
当時視聴者であったとんねるずやダウンタウンなどが自身の番組(「とんねるずのみなさんのおかげです」「ダウンタウンのごっつええ感じ」)でパロディコント等を行なったり、缶コーヒーなどのテレビCMで映像や音声が編集されたものが使用されたり、「仮面ライダーW」では設定を一部引用し、探偵物語で使っていた机を使ったりしている(仮面ライダーも探偵物語も東映であったために為せた業である)。
アニメやゲーム関係では「名探偵コナン」の工藤家の名前の元ネタは工藤俊作で工藤新一の父である工藤優作の名前の元ネタは松田優作である。鬼武者2の主人公である柳生十兵衛は松田優作をモデルにしていることは有名であるが、おまけでは探偵物語のような姿で現れたり、「ONE PIECE」の青キジのモデルは松田優作と言われているが、要素的には工藤俊作だったりする(好物がどちらもシェリー酒、酪農牛乳、自分でブレンドしたコーヒーだったり、アイマスクを愛用しているなど)。
このためか「探偵物語自体は見たこと無いけどどういう雰囲気の作品なのかは分かる」という人も少なくない。また、現在も不定期で再放送が行われているため、これでファンになった者も多い。
オープニング後半に登場する1シーンのアスキーアートも存在している。
/' ! ━━┓┃┃
-‐'―ニ二二二二ニ>ヽ、 ┃ ━━━━━━━━
ァ /,,ィ=-;;,,, , ,,_ ト-、 ) ┃ ┃┃┃
' Y ー==j 〈,,二,゙ ! ) 。 ┛
ゝ. {、 - ,. ヾ "^ } } ゚ 。
) ,. ‘-,,' ≦ 三
ゞ, ∧ヾ ゝ'゚ ≦ 三 ゚。 ゚
'=-/ ヽ゚ 。≧ 三 ==-
/ |ヽ \-ァ, ≧=- 。
! \ イレ,、 >三 。゚ ・ ゚
| >≦`Vヾ ヾ ≧
〉 ,く 。゚ /。・イハ 、、 `ミ 。 ゚ 。 ・
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/19(水) 09:00
最終更新:2025/03/19(水) 08:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。