推理の星くんとは (スイリノホシクンとは) [単語記事]

「ピカンときたぜー!!」

推理の星くんとは、せいの奈々による漫画作品である。
月刊コロコロコミックにて2005年 12月号から2008年 9月号まで連載していた。全7巻。

タイトルロゴには「超本格ミステリーまんが!」の副題と「LITTLE DETECT IVE TRICK STAR ★HOSHI」の英題が添えられている。

概要

一人で探偵事務所を開く少年・天童星の元へ駆け込んだ少女・兎野月子は殺人の容疑を掛けられていた。星の推理で真犯人が捕まり疑いの晴れた月子は事務所に通って手伝いをするようになり、星と共に様々な事件や謎に挑んでいく。

トリックスター一味との対決と天童家の話が中心の前半と、事務所に転がり込んだ探偵犬ライデンとその飼い主クラウディアを巡る物語の後半の二部構成になっている。

ちなみに怪盗ジョーカーの初期エピソードにゲスト出演していた他、2019年にはLINEスタンプになっていたりする。

登場人物

天童星: 「天童探偵事務所」を開いている星型ハゲがトレードマークの少年。11歳。ピカンと来るとハゲが光り輝く。大怪盗トリックスターを追っている。和菓子好き。
兎野月子: 祖父の殺害容疑を掛けられていた少女。11歳。星の推理で無実を証明される。以降、星の助手兼探偵見習いとなり行動を共にしている。三日月形のポニーテールがトレードマーク。
新田熊男: 星の知り合いの巡査。33歳。明るい性格の怪力男で訛り言葉で話す。
大怪盗トリックスター: 星の追っている天下の大ドロボウ。66歳。シルクハットと白ずくめの服装がトレードマークで、星と同じ模様のネクタイを着用している。多数の部下を従えている。本名は天童光で星の祖父。
天童タネ: 星の祖母にして師匠。67歳。非常に高い観察力を持ち予言めいた推理を披露する。足が不自由で揺り椅子に座って編み物をしている。
天童太陽: 星の父親の刑事で故人。チャランポランな様でいて実は凄腕の刑事だった。星の着ているジャケットは太陽の遺品。トリックスターに殺されたと言われているが・・・。
ライデン: IQ 180の天才犬にして探偵犬。年齢は5歳くらい。額にイナズマ型の傷があり閃くとイナズマが走る。犬でありながら人の言葉を理解し文字の読み書きも出来る。ただし漢字は苦手。事務所に勝手に居候になる。
主人のクラウディアを探しており、彼女から渡された写真とマイクロチップの入った首飾りを大切にしている。
クラウディア: ライデンの主人の謎の天才少女で、容姿が月子と瓜二つ。何かを企てている様子。