掩体壕(えんたいごう)とは、人体や兵器などを敵の攻撃から守るための建造物および施設である。
地域および言語によって呼び方が異なる。
英語 | Bunker Shelter |
ドイツ語 フランス語 |
Bunker (ブンカー) |
ロシア語 | бункерный точка (トーチカ) |
中国語 | 地堡 掩体 |
ポルトガル語 | Búnquer |
スペイン語 | Búnker |
なんらかの遮蔽物(土手や窪地など)を利用して、敵に撃たれた場合に自分が被害を受けないようにすることを掩蔽(えんぺい)といい、この掩蔽を目的に工事を施したものを掩体(えんたい)と呼んでいる。[1]
形状は強度があるわりに資材が真四角よりも少なくて済むドーム型・かまぼこ型が採用されることが多い。第二次大戦においてフランスが建造したマジノラインなどはコンクリートをふんだんに使った長大な掩体壕として知られている。
「防空壕」や「地下基地」のような、地面や山に掘ったトンネルや施設なども掩体壕の一種である。北朝鮮などでは、アメリカからの空爆や核攻撃を想定し、山に大量の地下基地を建造してミサイルから戦車まで様々な兵器を保管しているとされている。
格納庫は鉄骨製が多く地上に置くことが多いが、掩体壕は防護がメインであるため地上地下問わず鉄筋コンクリート製が多く、露出面積を抑えて被弾を防ぐために地中に造ることもある。
ほか、ロシアのトーチカのように大砲や機関銃など攻撃的機能を備えるものや収納した飛行機などを敵の攻撃から防ぐシェルターとしての防御的機能もあるため、単純な機能にはとどまらないことが一般的な格納庫との違いとしてあげられる。
掲示板
9 ななしのよっしん
2021/11/18(木) 09:03:32 ID: DpEgoL7Lqt
航空基地には必要とずっと言われてるのに
未だに整備されていない
10 ななしのよっしん
2023/10/22(日) 09:19:46 ID: aI6FWUw6ZV
航空機の格納用とかはわかるけど現代に大砲や機銃を中に仕舞い込んだトーチカっている?
そもそもそんなウクライナでさえ大規模な正面きってのぶつかり合いが発生してないのに
11 ななしのよっしん
2023/12/12(火) 12:27:02 ID: pR7hkr7bXj
昔読んだ時代小説か何かで、「江戸時代の武家屋敷はトーチカの役割を担っていた」と書かれてた気がするけど、実際はどうだったんだろう。
戊辰戦争でそんな役割を果たせていたことがあったんだろうか。
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最終更新:2025/03/27(木) 06:00
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