斐とは、人名である。
漢字として
- 意味
- 美しい、模様がある、小さな模様、麗しい、明らか。(靡と通じて)なびく。
- 〔説文解字〕には「分別して文あるなり」とあり、〔易経〕からの引用として「君子は豹變す。其の文斐[1](うるは)し」を載せる。
- 字形
- 形声で声符は非。非に左右に相配する意味がある。
- 音訓
- 音読みは、ヒ、訓読みは、うつくしい、あや、あきらか、なびく。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。1981年に人名用漢字に採用された。JIS X 0213第一水準。
- 語彙
- 斐紙・斐爾・斐然
異体字
- 奜は、〔漢語大字典・異体字表〕にある異体字。〔広韻〕〔集韻〕には「大なり」と、大きいという意味で載っている。
関連項目
脚注
- *現在の易経のテキストだと蔚。
急上昇ワード改
最終更新:2023/09/22(金) 20:00
一覧をみる
- この記事について
-
-
- 編集コメント:スマホ版向けにline-height指定、漢語大字典修正
キャンセル