斜方投射とは、水平方向から角度θ(0<θ<90)で初速度を与えられた物体の運動である。
本記事では、空気抵抗などの抵抗は考慮せず、初速度v0[m/s]、重力加速度g[m/s^2]、角度θ[°]、時間t[s]として話を進めるとする。
物体が水平方向に対して角度θで投射されるとき、時間t[s]経過後の高さは下記の方程式の様にして、表すことができる。重力の影響を受けるため、y軸成分の運動は等加速度運動である。
また、運動のx軸成分は物体は力を受けない為、等速で運動する。従って、下記のように示される。
物体が水平方向に対して角度θで投射されるとき、距離x[m]進んだ時の高さは、下記のようになる。
一見、複雑な関数のように見えるかもしれないが、xy座標平面上に物体の軌道を示したい場合、
tについての関数の方程式の場合、媒介変数表示をする必要があり、一部のグラフソフトでは対応していないこともあるが、この方程式では独立変数xと従属変数yのみで構成されている為、コンピューターに軌道を視覚的に表示させる際は、こちらの関数を利用すると便利である。
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最終更新:2025/12/09(火) 23:00
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