新横浜線 単語


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シンヨコハマセン

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新横浜線とは、神奈川東部方面線の一部であり、「相鉄・東急直通線」「相鉄・JR直通線」を形成する路線である。

単に「新横浜線」という路線はなく、実際には次の2つの路線の一方または両方のことをす。

それぞれ「東急新横浜線」または「相鉄新横浜線」で正式名称なので、「東急東横線」「相鉄いずみ野線」のように社名をつけて呼ぶなら「東急東急新横浜線」「相鉄相鉄新横浜線」ということになる。

概要

簡単に言えば相鉄JRならびに東急に直通するために建設された路線である。

2000年の運輸政策審議会大倉山新横浜〜二俣間に「神奈川東部方面線」と言う新線構想が取り上げられたのが始まりである。当初は相鉄横浜駅を経由しなくなることから構想には消極的であったが、将来的な少子高齢化を考えた際に都心に直通した方が旅客増加のメリットがあるとして建設に動き出すことになった。

当初は「相鉄・JR直通線」のみが予定されていたが、新横浜駅を通らないことから神奈川県横浜市が計画に介入したことや、東横線から客を取られることを危惧した東急が計画に参加したこともあって「相鉄・東急直通線」が追加されることになった(なお、大倉山駅分岐が困難であることから、綱島駅分岐とした後に現在日吉駅分岐となった)。
当初は「相鉄・JR直通線」が2015年度、「相鉄・東急直通線」が2019年4月開通予定であったが、延期に延期を重ねて前者は2019年11月30日に開通、後者2023年3月に開通した。

加算運賃については新綱島駅新横浜駅西谷駅間に設定される(新綱島駅綱島駅定期券に関しては同一扱いとする[1]ため、日吉駅新綱島駅間は加算運賃は設定されない)。東急線内の加算運賃は70円、相鉄線内の加算運賃は西谷駅羽沢横浜国大駅間30円、羽沢横浜国大駅新横浜駅間40円。全区間を通し利用した場合、

となり、508円(ICカード)/510円(きっぷ)となる。

駅一覧

相鉄・JR直通線」「相鉄・東急直通線」の各記事も参照。

この区間は全ての列車が各に停し、通過列車の設定はない。

路線名 駅番号 乗り換え 運営会社
東急東横線 渋谷駅方面・東急目黒線 目黒駅方面へ直通
直通区間
東京地下鉄副都心線経由東武東上線 小川町駅まで(西武線への直通なし)
東京地下鉄南北線経由埼玉高速鉄道線 浦和美園駅まで
都営地下鉄三田線 西高島平駅まで
東急新横浜線 TY13/MG13
SH03
日吉駅 東急東横線 横浜駅方面 東急
SH02 新綱島駅
SH01 新横浜駅 東海道新幹線横浜線横浜市営地下鉄ブルーライン
相鉄新横浜線 SO 52 相鉄
SO 51 羽沢横浜国大駅 JR武蔵小杉駅方面(相鉄線側と直通あり)
SO 08 西谷駅 相鉄本線 横浜駅方面
相鉄本線 二俣川駅方面へ直通
直通区間
相鉄本線 海老名駅まで
相鉄いずみ野線 湘南台駅まで(相鉄・東急直通線のみ直通)

関連項目

東横線 目黒線 田園都市線 大井町線 池上線 東急多摩川線 東急新横浜線 世田谷線 こどもの国線 みなとみらい線

脚注

  1. *普通乗車券はあくまでも別扱いとなる。日吉駅以遠元住吉駅方面に利用する場合、新綱島駅日吉駅間も綱島駅日吉駅間と同じ2.2kmの営業キロのため、運賃の差額は生じないが、日吉駅以遠綱島駅方面に利用する場合は経路通りに計算する(単純に4.4km増える)ため当然差額が生じる。
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