新海誠(しんかい まこと)は、日本のアニメーション作家・映画監督である。
1973年2月9日、長野県南佐久郡小海町に生まれる。男性。
中央大学文学部文学科国文学専攻卒業。実家は建設会社である株式会社新津組を経営している。
大学在学中より5年間ゲームメーカーの日本ファルコムに勤務し、オープニングムービーなどを手掛ける。
会社勤めの傍ら自主制作アニメーション「彼女と彼女の猫」を制作、この作品がCGアニメコンテストのグランプリを受賞。その後「ほしのこえ」制作にあたり日本ファルコムを退社。
商業デビュー作となった「ほしのこえ」は、監督・脚本・美術から主人公の声優までほぼ一人で制作した自主制作アニメとして話題となる。「雲のむこう、約束の場所」以降の作品は、コミックス・ウェーブ・フィルムに所属しスタジオ単位で制作を行っている。
天門とは同じ元日本ファルコム所属であり、本人自身天門ファンである事。その因縁からか、新海誠の初期作品「彼女と彼女の猫」で起用して以降〜「秒速5センチメートル」まで一緒に関わった。
2011年11月22日に各自主制作作品の公式チャンネルがオープンし、ニコニコアニメスペシャルとして公式生放送での一挙放送が行われた。
2016年8月公開の「君の名は。」は、東宝の配給により新海誠作品として初めて全国規模での公開となった。予告編の公開当初から話題を呼び、封切り後1ヶ月で興行収入100億円を突破。最終興行収入は250.3億円の歴史的ヒット作品となり、この年のユーキャン新語・流行語大賞の候補30語にも選出された。
2019年7月19日、3年ぶりの新作アニメ映画「天気の子」が公開された。
SF、セカイ系を基調としたストーリーと、思春期の男女の揺れ動く感情がテーマになった作品が多い。
ただし、「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」にはSF要素はなく、日常に描かれる男女の関係がテーマとなっている。
「距離」というテーマを大事にしており、「君の名は。」はその今までの距離をテーマにしてきた集大成である。
また、自主制作アニメ出身であることから、特に初期の作品には新海自身の作家性が強く出ている。
光と影の描写と緻密な背景描写が特徴的で、美麗な風景の表現に定評がある。
ニコニコでは高画質エンコードテストの素材として「秒速5センチメートル」が数多く投稿されている。
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最終更新:2024/04/24(水) 10:00
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