新温泉町

新温泉町とは、兵庫県の浜坂町と温泉町が合併して発足した町である。

概要

兵庫県の北西部に位置し北は日本海、西は鳥取県、内陸部は1000m級の山々に囲まれたいわゆる田舎「海・山・温泉」に恵まれた自然豊かな町。交通アクセスも良いとは言えないが特急は止まる。開湯から1000年以上も辿る湯村温泉という温泉があり、閑静な湯治場として有名で、NHK朝の連続テレビ小説の「夢千代日記」の舞台でもあり、それも相まって全国的に有名になった。歴史的には諸寄港がいわゆる北前船の寄港地で日本遺産にも認定されている。

冬は但馬牧場公園スキー場、夏は居組県民サンビーチなどのアクティビティに充実した施設が整っている。しかし、観光資源としての温泉への依存度が高く、温泉という名の病院や学校は多く見受けられる。

町名についてはいかにも市町村合併で新しく名付けられたように見えるが「温泉」という地名は奈良時代から確認できる由緒ある地名である。なお、合併の際に新町名は「温泉町」で一旦合意したが浜坂という名前がまったく入っておらず、それが原因かどうかは定かではないが、合併前に改名の可能性の但し書きを付けて「新温泉町」と変更された。その後、町名について浜坂町と温泉町とでかなりの議論が交わされ、合併から7年後の2012年にようやく「新温泉町」という名称についての区切りがついている。

関連動画

関連項目

• 日本の市町村の一覧
• 兵庫県
• 温泉