新4号国道とは、埼玉県越谷市から栃木県宇都宮市まで至る国道4号のバイパスである。総距離80.355km。
いわゆる高規格バイパス。主要道は全て連立化され、無信号区間の距離は福島県のあさか野バイパスや、福島南バイパスには敵わないものの、教習車ですら70km/h出せと言われるくらいに、通過交通の流れが速い。特に一般道としては破格の6車線区間(郊外での設定は希少)を抱える茨城・栃木県内は実質高速道路化しており、覆面や白バイの恰好の取締り区間である。
都市間の通過交通を対象としているため、市街地を一切通らず、走行中は関東平野の広さを実感できる。
前述の理由により各車が高速走行を行っているので、追突事故が非常に多い。偶に存在する小規模な信号機には要注意。教習所で習うポンピングブレーキが関東では最も有効な道路である。この道路を走行する際には追突だけには充分に注意して頂きたい。
追突事故が余りにも多すぎるので、高速もどき区間を担当し、その仕事の早さに定評のある宇都宮国道工事事務所(ちなみに両毛高速(国道50号)も宇都宮の担当)は既存の小規模な信号機の立体化や統合を行っている。早い時期に主要道は全て立体化されては居るものの、生活道路との交点は予算的にも信号機を設置せざるを得ない(それでも信号数は少ないが)。
しかし追突防止や安全のために、更なる連続立体化を積極的に進めている。将来的にはリアル東の名阪国道になるものと思われる。2018年現在は春日部古河バイパスの立体交差化を中心とした改良を行っている。渋滞解消への対策も怠らず、6車線化推進、宇都宮市内完全立体交差化等、いよいよ本当に無料高速道路化が現実味を帯びてきた。
※高規格で高速道路のような重量制限もないので、とにかく舗装が陥没するくらいに荒れる。これは実態が近い名阪国道にも言えることだが、雨天時は本当に注意していただきたい。ハイドロプレーニングの条件が整いすぎていて、事故率は西の名阪、東の新4と言われるレベルである。
実質草加バイパスの延長。宇都宮国道事務所の担当ではないためなのか、設計は限りなく草加バイパスに近い。主要道はほぼ平面交差で、埼玉県警特有のやたら停止・発進を強要させる信号制御も存在。どれくらい酷いかといえば、大型車の割合が多いだけで渋滞になるレベルである。
水角に将来草加バイパスの4号バイパスである、東埼玉道路が繋がる予定であり、完成すると越谷市から中央区までの交通量過多地域を外環道と首都高速で回避出来るようになるが、一般道部分においては終点が八潮となり、都内には直通しない。また、上尾道路(国道17号)と自動車専用道路や一般部等、設計に共通が多い事と同様に、完成は遠い未来というのも共通である。
とはいえ、腐っても新4号の一角。直線主体の設計で、非常に走りやすい道ではあるので、先述の理由で渋滞は発生しやすいが、時間さえ選べば快適に走行は出来る。なお、2017年より新型移動オービスが旧庄和町にしばしば設置されるので、速度には注意(赤信号ひっかかり避けに飛ばす車狙いなのが実にあくどいというかなんというか…)。
道の駅庄和と現道方面にアグリパークゆめすぎとを抱えており、庄和はちょっとした特徴のごはん処があるので、気になったら是非寄って頂きたい。選べる和・洋・中といったところである。
新4号としては最後まで(2004年まで)対面通行区間が残っていた。首都圏中央自動車道開通と共に、4車線化及び高規格化した。現在は立体交差化を事業中であり、線内の勾配を挟んだ危険な交差点を連立化することで、追突事故へのリスクを軽減することはドライバーには非常に喜ばしい。
事業が全て完成すると、菱沼以北は柳橋北まで信号が無くなる。
県境付近は過去は有料道路だったが、現在は無料化された上に下手な高速よりも高速らしくなった。
また、途中にある道の駅ごかは茨城のローズポークというブランド豚を扱っており、併設されているレストランも味の評判が良い地味な名店である。
将来は圏央道エリアを中心に6車線化を行うことが決定している。
全線6車線化済。立体交差部は4車線に絞られる場所があるので、走行中は注意。
信号もばらつきなくまとめられていることから、非常に走りやすい区間なのだが、国道125号交差点~国道50号交差交差手までは白バイや覆面を全区間で最もよく見るエリアでもある。
日中でも高速並の速度で流れている他、過積載車も多数往来するので、舗装はボコボコである。非現実的な速度取締なんかよりもカンカンを取り締まって欲しいものである。道中の道の駅まくらがの里こがは地産地消をテーマにした大規模な道の駅で、レストランの奥久慈ポーク丼やつくば鶏の南蛮チキン丼は腹にかっこむには最高のメニューである。
このバイパス以北全般に言えることだが、100m手前等での 信 号 停 止 は深夜帯ではガチで危険なので、ハザードやポンピングブレーキで止まる意思表示を絶対に行う事。ここを走る大型車は赤だろうがかまわず突っ込んでくる。
新4号区間内の中でも信号の無い区間が長く、その距離およそ10km。もちろん全線6車線である。
道の駅しもつけを抱えるが、先のごか、こがを含めて施設の充実度はガチそのものである。お手洗いもウォシュレット完備なので、ちょっとしたサービスエリアそのものである。
道自体の特徴としては、古河小山バイパスとそこまで変化はないが、信号が無いので暴走車も非常に多い区間である。走行中の注意点は立体交差部。低速車が居た場合、左車線から高速で無理な割り込みも多いので、動向には注意されたし。
そして、前後が信号が無い区間なので、数少ない信号が赤になると…お察しである。
巡航速度が非常に高いので、固定オービスも一応設置されている。
上三川からは暫く信号がない。東の鬼怒テクノラインもぶっ飛んだ設計だが、こちらも負けていない。北関東自動車道の宇都宮上三川ICを降りてきた初見ドライバーが一般道??とショックを受ける区間。
元々新4号区間で最も危険な下栗、瑞穂野団地入口という悪名高い信号交差点があったが、連立化されて解消。そりゃ立体交差の下り勾配で先行車の死角になったところに規模の大きめな交差点があったら危ないに決まっている。
柳田街道の信号だけは要注意。下り線は跨道橋直後に信号があるので、一番危険な交差点である。
平手工業団地交差点手前まで6車線をキープしつつ、80km超のバイパスは終点となる。なお、交差点以後も拡幅及び阿久津・氏家矢板バイパスの整備により、矢板市まではそれまでとさほど変わらない規格で走行が出来る為に、現道感は矢板ICを過ぎるまではあまりない。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2025/01/25(土) 01:00
最終更新:2025/01/25(土) 01:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。