方位(ほうい)とは、自分の立っている位置から水平面上の任意の位置を表す指標である。
地球上では、北極点のある方位を「北」とし、そこから90度ずつ時計回りに「東」「南」「西」とする4方位が基本である。
さらに細かく分類する場合…
…など用いた表現などがある。
東西南北を半分ずつ区切っていく方位の決め方。
日常生活では8方位あれば十分で、天気予報で風向などを言うときは16方位が用いられる。
使われる場所は限られるが、さらに半分に区切った32方位も存在する。
北西 |
北北西 NNW |
北 |
北北東 NNE |
北東 NE |
西北西 WNW |
中央 Center |
東北東 ENE |
||
西 |
東 |
|||
西南西 WSW |
東南東 ESE |
|||
南西 SW |
南南西 SSW |
南 |
南南東 SSE |
南東 SE |
1周を12に分ける方位の決め方。
西洋では、時計の文字盤でいう「クロックポジション」が一般的だが、この場合「12時」は、観測者の正面である。
例えば「1時半」と言った場合は、正面に対して右45度という意味である。
この言い方は主に航空機や船舶などで使われ、「昼飯の角度(1時半の方向)」などの名称にも使われている。
1周を360度に分ける方位の決め方。
どこを0度とし、どちらに回るかでいくつかのパターンがあるが、航空機などでは北を0度とし、時計回りに名付ける。例えば、「方位270へ向かえ」と言われたら、真西に向かえという意味である。
北は0、東は90、南は180、西は270など、右回りで数字が増えていく。(北のちょっと西は359)
民間・軍用の航空機など、透明な板(HUD)やバイザー(HMD)に方位ほか各種情報を映し出せるものもある。計器に目を落とす必要がなく、前方・周囲の状況確認が同時に可能である。(→こんな感じ)
空港の滑走路両端に大きく描かれている数字は方位角を示している。
北は00、東は09、南は18、西は27など、最後の一桁を除いた数値である。
滑走路へ着陸する際は、飛行機側が方位を合わせてアプローチ(接近)する。
ただし強い横風などで着陸できない場合もある。
他にも、直角を100等分する「グラード」でいう方法があるが、あまり一般的ではない。
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最終更新:2024/10/13(日) 11:00
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