日向めぐみとは (ヒナタメグミとは) [単語記事]

日向めぐみ（meg rock）とは、シンガーソングライター、作詞家、作曲家。その他幅広い活動を行う音楽家である。現在はmeg rock（略して*mgrck）名義での仕事が多い。
日向のファンは「メグロッカー」と呼ばれている。

概要

広瀬香美のプロデュースで「グミ」名義でデビューし、「カードキャプターさくら」1期のOP「Catch You Catch Me」を歌う。以降の活動でもアニソンの仕事が多く、声優への楽曲提供、歌詞提供も多数手がける。また、岡崎律子とのユニット「メロキュア」としての活動でも知られる。

自作曲を歌ったアニメ作品としては「ソルティレイ」「ピーチガール」「円盤皇女ワるきゅーレ」「ストラトス・フォー」「女子高生 GIRL'S-HIGH」などが代表作。

2011年に自身のレーベル｢honey boot records｣を設立し、マイクロアルバム｢sl ight fever｣をリリースした。2013年には「star」、2014年には「heart」、2015年には「twinkle, sparkle」をそれぞれ配信シングル曲としてリリースしている。2016年度内にはミニアルバムのCD リリースも予定されている。なお、CDがリリースされるまでが2016年度である。

作詞家としては、TVアニメ「天元突破グレンラガン」のOP「空色デイズ」、および劇場版主題歌「続く世界」（いずれも中川翔子）などがヒット。TVアニメ「〈物語〉シリーズ」の各キャラ別のOP曲なども手掛けている。

ライブパフォーマンス

毎年、年末にはワンマンライブが行われるのが恒例となっており、meg rock名義の曲はもちろん、メロキュア曲も毎回披露される。2012年以降は豊富な歌詞提供曲のレパートリーを活かして、ライブのその場でしか聴くことのできないセルフカヴァーメドレーのコーナーも始まった。また、未音源化曲やグミ名義、メロキュアの相棒である岡崎律子の楽曲のカヴァーなどが披露されたこともあり、初心者からコアなファンまで楽しめる内容になっている。

2011年以降は大太鼓を使用したパフォーマンスも行われており、ステージ上でマレットを手にして太鼓を叩きながら飛び跳ねて歌う姿は必見である。

ステージ上には、ステージ中央の日向のソロ曲用のバミリテープと、メロキュア曲用のステージ上手側と下手側の2つのバミリテープ、合計3つのバミリテープが用意される。メロキュアではステージ上手側が岡崎律子の立ち位置、下手側が日向の立ち位置となっているため、メロキュア曲のときには、日向はステージ下手側のバミリテープへと立ち位置を移して歌っている。

大きな特色としてはMCにおける「おにぎりタイム」の存在がある。ネタでも何でもなくエネルギー補給のためにおにぎりをステージに持ち込んで食べるだけの時間であり、ライブにおける名物ともなっている。なお、日向がおにぎりを食べている時間はサポートのバンドメンバーが繋ぎのMCや一発芸を行うのが恒例となっている。近年ではおにぎりではなくケーキや苺を食べる新しいパターンもある。
また、ステージ上で飲む水もただの水ではなく、水のお湯割りである。なお、日向本人の好きな水はFIJI WATERである。

本人が熱心なApple 信者であるからか、近年のライブではステージの譜面台に進行表代わりにiPadが置かれ、腕にはリストバンド代わりにApple Watchを着用していることが多い。

公式サイトのリニューアル前にはプロフィール欄に光る棒を苦手なものとして書いていたため、ワンマンライブではサイリウムの類が一切使用されたことがない。そもそも客席の人口密度が高いため、かさばるサイリウムの類は持ち込まないのが賢明であろう。

公式にアナウンスされる開演予定時間から10～20分ほど押しで開演することが多いため、ライブ当日は時間に余裕を持ったスケジュールを組むことを心掛けたい…というのが初ワンマン以来長年のお決まりのパターンだったが、一転して2015年末頃を境にソロでもメロキュアでもほぼ定刻きっかりでのライブ開演が続いているため、逆に開演時刻には遅れないように気を付けよう。