日向ロケットとは (ソラトブイスとは) [単語記事]

日向ロケットとは、Angel Beats!で登場する日向と言うキャラクターがイスに推進エンジンでぶっ飛ぶ様子である。別名「空飛ぶ椅子」。

なんじゃありゃあ！グラウンドから超巨大な概要(ry

そもそものネタ元はAngel Beats!のEPISODE.05「Favorite Flavor」。死後の世界の学園ではテスト期間の始まりだった。今回のSSSのミッションは「天使のテスト用紙をすり替え、全教科0点にして信用を失墜させる」というイジメッ子も真っ青な鬼畜っぷりだったのだが、天使の前の席に座った竹山がテスト用紙をすり替えられるよう、天使やクラスの目を引く必要があった。さて、これは誰の役目であろうか？

勿論、我らが日向氏である。

ここで日向は「なんじゃありゃあ！グラウンドから超巨（ｒｙ」と奮戦するのだが見事に滑った。音無が「アホ日向」と呆れ、誰もが沈黙していたその時。

椅子ごと日向が天井まで吹っ飛んだのである。

犯人はゆり。失敗したときのために、「椅子に推進エンジンを積んでおいたのよ」とのこと。くじ引きで決まった席の椅子にどうやって積んだのか、そもそも椅子に積めるロケット推進エンジンをどうやって造ったのかは謎だが、視聴者の我々を抱腹に追い込んでくれたのであった。

ちなみに吹っ飛んだ直後にはリプレイ映像がスローで流れ、BGMのBRAVE SONGが哀愁と笑いを誘った。

奇しくも餌食となった英霊たち

日向（Hinata）

一発目、物理のテストにてゆりから陽動役を拝命。上述の顛末通り、ベタなネタをやった末に犠牲となった。元々ゆりはこういう道化役のために日向を仲間にしたらしく、彼女的にはちょうどよかったのかもしれない。

高松（Takamatsu）

二発目、歴史のテストにてゆりから陽動役を拝命。テストが終わるや否や、服を脱ぎだし、「実は着痩せするタイプなんです」とか言いながらムキムキのマッチョっぷりを見せつけ、きりもみ飛行して行った。本人いわく、意外性に任せてみたらしい。ちなみにこれ以降、彼は脱ぎグセが付いた正真の変態と化す。

大山（Ooyama）

三発目、英語のテストにてゆりから陽動役を拝命。ネタはやらなくてもいいが、時と場所を選ばずに天使に愛の告白を強要される。詳しくは大山くんマジ天使の項目を参照。結果は一蹴されるが、大山が推進エンジンの恐怖に震える瞬間、吹き飛んだのは無駄に格好を付けた日向だった。完全にフェイントである。直前まで大山の失敗に呆れつつもホッとしていた日向の顔は、頭が天井にメリ込むその瞬間まで実に、実に輝いていた。

天使（Angel）

ここまで椅子と芸の犠牲になった三人を挙げたが、忘れないでもらいたいのは、一番割を食った彼女の存在である。その愚直なあまりの純粋さがいけなかったのか。この6バカのせいで生徒会長の座から引き下ろされ、好物の麻婆豆腐すらトルネードで食い損ねる始末である。この一件で天使ちゃんマジ天使な我々は、このような鬼畜な策を笑顔で行ったゆりっぺマジ鬼畜に怒りを向けた。でもそんなドSさも彼女の魅力なのかもしれない。なんにせよ、このEPISODE.05、両ヒロインが最も輝いた瞬間ではなかったのだろうか？編集者はそんなことも思います。