日向茉莉

日向茉莉とは、漫画「魔法少女すずね☆マギカ」の登場人物である。

CV：村川梨衣（マギアレコード）

概要

緑髪の女子中学生。茜ヶ咲中学魔法少女4人組の一人。一人称は「マツリ」。
勉強を嫌う成見亜里紗に対し、「みんなと会えるし、学校楽しいよ。」と話し、とても純粋な性格。

天乃鈴音のクラスメートであり、落としたウサギのストラップを拾ってもらうなど既に面識がある様子。
「友達は沢山いた方が楽しい」という考え方の持ち主であり、転校生である鈴音とも仲よくなろうとする。
鈴音にアプローチかけている最中に奏遥香に呼び出され、膨れていた。

ここから先は、『魔法少女すずね☆マギカ』のネタバレ成分を多く含んでいます。 続きを読みたい方はスクロールをしてください。

パトロール中に仲間との連絡が取れなくなり、遥香と共に援護に向かう。
そこで詩音千里の死を持って、「キリサキさん」の正体が鈴音であることを知ることになる。
その正体がわかる前に鈴音と接触した四人組で唯一の人物となった。

鈴音に千里を殺された後でも、直接プリントを渡しにいくなど薄情、鈴音の優しさを信じている節がある。
できれば鈴音と戦いたくないが、仲間を今後も傷つけるようであれば「全力で止めるよ」と言ってる辺り、
力ずくでも鈴音の暗殺を止めようと尽力してることがわかる。

争いを好まない性格で、
亜里沙が遥香に戦闘の対応について食って掛かった時、遥香を擁護することで口論を止めている。
また遥香死後、横暴な頃に戻ってしまった亜里沙を「いつものアリサに戻ってよ・・・。」と止めようともしている。
そして、仲間の敵討ちに燃える亜里沙と信念を貫く鈴音との間で板挟みになっていき、悩み苦しむこととなった。

彼女の魔法少女になった願いは「視力の回復」。
周りの人に協力してもらえないと、生活もままならない状態であった。だから、自由に歩き、自分の目でものを見、いろんな人と出会うことが夢であった。そのため、魔法少女の真実を知っても笑顔で後悔していないと言い切った。
周囲に助けてもらわないと生活ができなかったゆえに、人に優しくすることを大事にしているのであろう。

目が見えなかった時期、美琴椿に母親代わりとして面倒を見てもらっていた時期がある。
椿からの最後のメッセージは「何があってもくじけないで、誰か困っている人を助けてください」であった。

そして塞ぎ込んでいた鈴音に手を差し伸べた。そのことから椿の最後を知っていることが推測される。
それでも悪意ではなく、善意で向き合い鈴音と友達になった。しかしその記憶は姉の華々莉によって消されていた。
記憶を取り戻し華々莉と再会、その時の会話から実は鈴音は華々莉によって操られていることに気付いた。

華々莉と戦う鈴音に助けに入った茉莉は、無意味な戦いをやめさせようとする。
しかし、その想いは華々莉に届かず、華々莉は自らの魔法で魔女化してしまう。
姉の魔女化に泣き崩れた。そこを付け込まれ魔女化カガリに取り込まれてしまった。

鈴音に助けられ魔女化カガリの残したグリーフシードを自分に使ってもらうことにより、ギリギリで生き延びる。
目を覚ました茉莉は死にかけの鈴音に記憶を消されるのを拒み、皆のことを忘れず一人でも生き続ける道を選ぶ。
キュゥべえが「あれ程の絶望に耐えられるとは、正直いって驚いたよ」と言うくらいであった。

椿の願いの込めたお守りは鈴音を通し、最終的に茉莉に引き継がれることとなった。

魔法・技

主要武器はガントレット。戦闘においてサポート役であり、作中で使った魔法は下の二つ。

• ガントレットの甲の部分から光を放ち、相手の目くらましをする。
• 他人の気配を探るサーチ能力
• シャイニング・フィンガー（没案・作者曰く本当はこれがやりたかった。）

特にサーチ能力は、意識を改ざんし自分の居場所を悟らせない華々莉相手に有効に働いた。

余談

名前のもとになっている茉莉花（ジャスミン）の花言葉は、「温順」「柔和」「愛想のよい」などである。ちょうど「キャラのイメージに合っていた」と作者は言っている。また最後には一番のお気に入りのキャラクターになったとのこと。

関連項目

• 魔法少女すずね☆マギカ
• 劇場版魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語
• 魔法少女まどか☆マギカの関連項目一覧

魔法少女すずね☆マギカ
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