日向(アズールレーン)とは (アズレンノヒュウガとは) [単語記事]

「私はあの馬鹿の妹――いや、私は馬鹿じゃないぞ！とにかく、名前は日向だ、よろしく」

日向(アズールレーン)とは、STG アプリゲーム『アズールレーン』の登場キャラクターで、日本海軍の伊勢型戦艦2番艦「日向（ひゅうが）」をモチーフにしたKAN-SENである。

指揮官、私と概要でも競ってみるか？

2017年 10月27日からのイベント「紅染の来訪者」において、期間限定建造で先行実装された重桜の戦艦。2018年 3月27日からの同イベント復刻開催に合わせて再度期間限定建造に実装された。2018年 9月28日には通常の大型建造に実装されている。

レアリティRの戦艦。イラストはkis etsu。CVは渡辺明乃。

2018年 8月30日にアップデートで改造が実装され、航空戦艦への改造が可能になった。詳細は下記に。

ふぅ……もう少し努力してやろうか（容姿・性格）

銀色の長髪を腰まで伸ばし、榛色の瞳のややツリ眼な容貌の女性。着物とミニスカートのハイブリッド衣装を着崩して、左の肩を大きくはだけている。胸の部分はサラシを巻いて隠しているが、胸部装甲は押さえつけられているのになかなか立派に主張してくる厚さを誇っている。頭部には、重桜の艦のご多分に漏れずケモノ耳が付いており、しっぽも見ることができる。犬なのか猫なのかは外見では微妙に判断し難いが、姉の伊勢が明らかに犬耳であることからこちらも犬だと思われる。下記の改造後はより犬っぽくなっている。

性格面は、明るくやや脳筋タイプ。格闘技が大好きで、なにかと指揮官相手に手合わせを迫ってくる。飲ん兵衛で野放図な姉の伊勢には苦労させられているようで、度々グチをこぼしている。だが、この娘も大概酒好きなようで、任務が終わったら焼酎のソーダ割りを飲んだり、酔っ払って指揮官に絡んだりしてくる。

胸部装甲にタッチを試みると、指揮官に組み手を要求し、「勝ったら思う存分触らせてやる」と豪語する。もちろん、指揮官はまったくかなわない模様。親密度を高めると、自分の事故運の悪さに絡めて母港での安心感を語ったり、「愛」になっても相変わらず組み手をしたりとあまり浮いた感じではない。ただ、その分ケッコンでは盛大にデレてくれるが。

名乗りな！名乗れぬ輩に我が刃は掛けん！（能力）

レアリティRの戦艦なので、耐久力は戦艦としてはやや低め。姉の伊勢に比べると主砲補正が少し低い。だが、下記のスキルによって実はゲーム中でも屈指の最終火力を叩き出すことができる。軽巡主砲を副砲に装備できるため、自爆ボート処理も得意な方である。

「砲術指揮・主力」戦闘中、主力艦隊の火力値が5.0%(15.0%)アップ。同じ種類のスキルの効果は重複しない

「砲火制圧」戦闘中、自身の火力値が10.0%(20.0%)アップ

この2種のスキルにより、火力値はなんと35%も上がり、並み居るSSR 戦艦群をもブッちぎる数値となる。おまけに三笠や長門と組めば彼女らの重桜艦対象バフスキルの効果を得ることも可能で、逆に砲術指揮のバフを相方にも与えられる。そちらは陣営の制限がないので、多くの戦艦・巡洋戦艦を強化できる。まさにレアリティ詐欺と言っていいレベルの強さと便利さなのである。それでいて燃費はR艦相当で済む。唯一の欠点と言える対空の低さも下記の半改運用でカバーできる。

航空戦艦日向、新たな力とともに参上したぞ！指揮官、心配無用、今すぐ改造後の実力を見せてやる！

改造が実装されており、衣装はより巫女装束を思わせるものに変化。上着は軽く羽織っているだけで、変わらずサラシを巻いた胸部装甲の下には、適度に鍛え込まれた腹筋とおヘソがまぶしい。

ツイートを読み込み中です
 https://twitter.com/azurlane_staff/status/1034017682029391872

能力的には航空戦艦となり、水上機「瑞雲」による航空攻撃が可能になる。この攻撃の発動時に敵の弾消しができるのは空母・軽空母と同様だ。代わりに主砲の砲座が-1されることにより、全弾敵に当てることを前提で見ればダメージ値は減ってしまう。今回の伊勢型は改造の過程の早い段階で航空戦艦への艦種転換をすることになるため、いわゆる「半改」運用のメリットは扶桑型姉妹ほどではない。

当然、副砲も無くなるので自爆ボートに無力になってしまう。ところが…

「格闘砲術」開始10秒後以降発動可能。敵が一定範囲内に入った時、特殊弾幕Lv.1(Lv.10)を発動する。10秒内に1回しか発動できない

上のスキルが戦術啓発で新たに習得できる。これは画面左側まで達した敵に対して榴弾を発射するもので、レベルが7以上に上がれば一度の発動で2回発射ができるようになる。発射された弾幕は画面の右側端まで届く。デイリーチャレンジの「海域掃討」のような状況は厳しいが、通常海域でなら十分に副砲の代わりとなる。そればかりか、レベルを充分に上げれば、4桁のダメージを敵に与えるようになり、主砲砲座のマイナス分を補填してくれるほどの威力となる。