日産・サニーRZ-1

日産・サニーRZ-1（サニ―アールズィー・ワン）とは、日産自動車が1986年から1990年まで生産していたクーペである。

概要

B12型サニーの3ドアリフトバッククーペ。RZ-1の由来は「Runabout Zenith No.1」の頭文字から
内装デザインはセダンのサニーと基本共通だが、外装デザインはまったく違うものが与えられており、昔ながらのカックカクなデザインだったのでタイムマシンではないだろう。

1986年発売。
エンジンはE15S型1500ccとE15ET型1500ccターボの2種類を設定。NAには5MT/3AT、ターボには5MT/4ATのトランスミッションが組み合わされる。
グレードは「TYPE A」、「TYPE B」の2つで、「TYPE B」にはマルチアジャスタブルスポーツシートやAM/FM電子チューナーラジオ、パワーウインドウが標準装備であった。

1986年夏にはCA16DE型エンジン（1600ccDOHC）搭載モデルである「TWINCAMシリーズ」を追加した。
また、さらにスポーツ性能を高めた「TWINCAM　NISMO」も設定され、エアロやサスペンション、内装が他と違っている。パワーウィンドウが手動とレース競技を意識した仕様であった。

1987年にはマイナーチェンジを実施。
リアコンビネーションランプなどの外装デザインが変更され、1500ccエンジンがE15S型からGA15S型に変更された。この際にターボエンジンが廃止されている。

1988年にフロントビスカスLSD等のオプション装備が追加された。
1989年1月にAT車に誤操作防止のシフトロックシステムを装備。6月には「TYPE B」をベースに装備を増やした「TYPE J」のグレードを追加

1990年には生産を終了、NXクーペタイムマシンにモデルチェンジした。

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関連項目

• 日産自動車
• 日産・サニー
• タイムマシン（日産・NXクーペ）
• 日産自動車の車種一覧