日産・S-RV

日産・S-RVとは、日産自動車が1996年から2000年まで生産していた小型車である。

概要

1996年に販売を開始。
先に販売されていたパルサー/ルキノの派生車であり、当時のRVブームの影響を強く受けたモデルであった。
具体的な例としては、パルサーの5ドアモデルをベースにルーフレール、グリルガードのRV風装備を装着、ツートンカラーの採用など。
エンジンはGA15DE(1500cc)/SR18DE(1800cc)を設定、どちらのエンジンにも4WDが設定されていたが、2WDは1500ccモデルのみの設定だった。
日産店販売のものが「パルサーセリエS-RV」、サニー店販売のものが「ルキノS-RV」であり、違いはグリル、テールランプなどであった。

見た目はワゴンの見えるが実際は5ドアハッチバックであり、同クラスのライバル車（スプリンターカリブなど）に比べてラゲッジスペースが狭く、荷物の積載性はあまり優れていなかった。（特に4WDではスペアタイヤがラゲッジスペース内に格納されるためさらに狭くなる）

1997年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインを変更、グレードにSR16VE(1600cc NEO VVL)エンジンを搭載した「VZ-R」が追加された。
また、オーテックのエアロバージョンのみで選択可能だった背面スペアタイヤキャリアがノーマルグレードでも選択可能となった。
このモデルチェンジでパルサーセリエ/ルキノハッチにRV風装備を取っ払った5ドア「F」が追加されている。

2000年には生産を終了。

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関連商品

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関連項目

• 日産自動車
• 日産・パルサー
• 日産・ルキノ