日立木

日立木とは、福島県相馬市にある地域である。旧・相馬郡日立木村。

概要

日立木村は1900年2月13日に磯部村の一部（大字日下石・立合・赤木・柚木）が分立して発足した。日立木は日下石・立合・赤木・柚木の合成である。つまり、日立という文字列を含んでいるのは全くの偶然で、茨城県日立市や日立の樹とは全く関係ない。ちなみに日立の樹があるのはアメリカである。

常磐線の日立木駅の名前は開業時の所在地が日立木村であったことに由来する。当然同じ常磐線の日立駅とは無関係である。

現在日立木は地名として残ってはいないが、地域内の施設には日立木駅をはじめとして名前に日立木がつくものが複数存在する。

歴史

• 1900年2月13日 - 磯部村の一部（大字日下石・立合・赤木・柚木）が分立して日立木村が発足した。
• 1922年8月15日 - 日立木村に日立木駅が開業した。
• 1954年3月31日 - 日立木村と中村町・飯豊村・磯部村・大野村・八幡村・山上村・玉野村が合併して相馬市が発足した。これにより日立木は地名としては消滅した。

名前に日立木がつく施設

• 日立木駅
• 日立木公民館
• 日立木郵便局
• 相馬市立日立木小学校
• 相馬市立日立木幼稚園
• セブンイレブン相馬日立木店

関連項目

• 合成地名
• 福島県
• 相馬市
• 日立木駅
• 日立
• 日立の樹