肥満体。気持ちが昂ぶると普段は細い目がピンポン玉の様に突き出る。
その絶大な呪力と反比例する様に頭部の毛には恵まれていないが、同じく優れた呪力の使い手である鏑木肆星も額に後退が見られるので同格である。例え呪力が強くても防げないものはあるのであろう。
バケネズミの反乱に際してその圧倒的な呪力で大量のバケネズミを掃討するが敵の策略にはまり、一瞬の隙を衝かれて複数の銃弾を浴びて帰らぬ人となった。
見下していたバケネズミに殺された事が最後まで信じられず、呆然としたまま神の申し子である筈の肉体の脆さを嘆きつつ絶命した。命の火が消える刹那、美しい女性の姿を宙に描いている。それを見た早季は「これまで見たこと無いほど美しい光景」と表現した。
攻撃には優れるが防御には向かない、不意打ちに弱いと言う呪力の欠点を最悪な形で見せてしまう結果となった。
気持ち悪い、不快と受け取られる笑い方が特徴で、きちんと現実を認識している面とふざけた態度が同居しており、一見すると常人とは掛け離れた感性や性格の持ち主といった印象を与える。
非常に好戦的でバケネズミが人間に牙を剥いた際は嬉々として虐殺している。但しこれを見た人間は歓声を上げており、倫理委員会議長の朝比奈富子や肆星も近い反応を見せているので、これは人間として標準的な態度である。
アニメでは教育委員会議長鳥飼宏美が危機が去るまで夏祭りを延期する様に提案した際に、「折角楽しみにしていた祭りを延期するなど言語道断」と強く反対した事と、バケネズミを退治する時に呪力で太鼓を叩いていた事から、視聴者から太鼓の練習をして祭りを楽しみにしていたと冗談半分に思われた。
因みに、原作では該当の台詞は無く宏美の意見はいつもの神経症的な心配性が始まったと全員から冷笑を浴びており、アニメでも光風の反対意見に誰一人として異議を唱えていない。決して光風だけが練習した太鼓を披露したいが為に祭りの開催を断行した訳ではない。
前述した様に非常に優秀な呪力者であり、安全保障会議顧問の鏑木肆星と並んで神の中の神、神に最も近い能力を持つとされる実力者である。本編では約2000匹もの生きたバケネズミの脳神経を支配し自在に操ると言う離れ業を見せた。
肆星が最強の呪力者とされるのに対し光風は最高の呪力者と称されている。本人の言動や今際の際に見せた行為から察するに、肆星がその特異な遺伝的特徴と合わさって戦闘に特化しているのに比して、光風は芸術方面でこそ真価を発揮する芸術家だったと思われる。
肆星とは「鏑木(かぶ)ちゃん」「光風」と呼び合う仲であり、普段は冷静な肆星が光風が凶弾に斃れたのを確認した時には激しく怒りを燃やしている。自らの油断が招いた結果である事を詫び光風を抱き起こして最期を看取っている事から、嘗てはこの2人がボノボっていたのではないかと妄想をたくましくするのは、人として当然であり自然な感情の帰結であろう。
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最終更新:2024/04/25(木) 22:00
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