旧神とは、クトゥルフ神話における善神であり、ラヴクラフトとダーレスによる創作(のはず)である。
ラヴクラフトが創始したクトゥルフ神話の源流に対してダーレスの行った設定に関しては「クトゥルフ神話」を参照してほしい。
ここでは、ダーレスの設定を元にして旧神に関する概要を説明する。
ダーレスによって取りまとめられたクトゥルフ神話の神々は、大別すると3つに分類できる。
オリオン座のベテルギウスに鎮座するとされるクトゥルフ神話における、宇宙の善を体現した神性。
この宇宙の起こりとなる旧支配者との戦いに勝利したとされるが、その全貌は謎に包まれている。
当初、旧神として明確に名前が明らかになっていたのはノーデンスのみであったが、ラヴクラフトやダーレス、その他のクトゥルフ神話作家によって影響を受けた者たちの手によって、旧神として名を連ねる神が増えている。
なお、星の戦士と呼ばれる眷族を従えていると考えられている。
この星の戦士は、復活を目論んでいる旧支配者を発見したりした場合、精神を介して通報すると、旧神の武器を携えて顕れる事がある。
旧支配者との対立、宇宙的善という点から、人間にとって友好的と考えられる場合があるが必ずしもそうではない。
確かに旧支配者ほど脅威という訳でもないが、人類に対しては中立または友好的といった具合であり、友好的であったとしても積極的に手助けをするわけではない。駒として有用であれば手を貸すくらいである(もちろん例外もある)。
宇宙的善という設定には特にラヴクラフトのファンからは賛否両論あるものの、ラヴクラフト自身はこの設定の相談にのっていたり、そもそも独自の世界観や設定を歓迎していた点から否定的ではなかったと思われる。
リーダーはノーデンスかクタニドとされ、どちらかは媒体によって異なる。
上記以外の設定としては、以下のものがある。
クトゥルフの星の戦士について軽く説明をすると、オリオン座方面のM78星雲から赤い火の玉で飛来する炎、または光でできた巨人である。旧支配者を素手で打ち倒した後、腕から炎を放ってそれらを封印する。
・・・日本人的にはそれは、光の国から僕らのために来たぞ我らのウルトラマン、ではないのか、と思いたくなるが全くの偶然の一致である。
更に付け加えればウルトラマンの出身とされるM78星雲も、実は本来は乙女座方面のM87星雲だったのが、誤植でM78と書かれたのがそのまま定着し現代に至るというのだから、事実は小説より・・・と言わざるを得ない、不思議な偶然である。
※記事作成時点でのタグ登録数はゼロ。(2017年5月までに5つ以上に増加。)
キーワード検索の結果もあまり救われない気がするので、お勧めはできません・・・が、クトゥルフ関連動画の増加のためか、そうでもなくなりつつある様子。
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最終更新:2024/09/09(月) 06:00
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