星のカービィウルトラスーパーデラックスとは (ホシノカービィウルトラスーパーデラックスとは) [単語記事]

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『星のカービィウルトラスーパーデラックス』とは、スーパーファミコン用ソフト『星のカービィスーパーデラックス（以下SDX）』をニンテンドーDS用にリメイクした作品である。略称・動画のタグはUSDX。

	基本情報
	星のカービィウルトラスーパーデラックス Kirby Super Star Ultra
	ジャンル	アクション
	対応機種	ニンテンドーDS
	開発元	HAL研究所
	発売元	任天堂
	発売日	2008年11月6日
	価格	4,800円（税込）
	対象年齢	CERO:A
	ゲームソフトテンプレート

概要

基本的に、SDXのゲーム内容はそのまま、かつかなりの高精度で移植されており、
「当時あったもので今回削られている」というものは全くと言っていいほど無いため、当時のファンにはたまらないものとなっている。

ただし0% 0% 0%が再現されない（SE変更のため、そもそもフラッシュメモリなので消えにくい）など、
いくつか変更点もある。

追加された新ゲームは本編のエクストラモード的な物が多い。

また桜井政博氏は関わっていない。

SDXからの変更点

総合

ボタン配置

ヘルパー

ジャンプ X

ジャンプ

Y A

B

攻撃・吸い込み・吐き出し

攻撃とジャンプがSDXと逆なので暫く混乱するが、「白き翼ダイナブレイド」が終わる頃には慣れていると思われる。
ファイル選択画面が変更され、他のカービィシリーズと同じヨコ型になった。
SEが変更された、多くは可能な限り類似したSEを用いている。（マイクの3番目の声は必聴）
ドット絵はゲームボーイアドバンスや、これ以前に発売されたニンテンドーDSの作品に近いタッチになっている。
背景の変更。夜空の星など全体的に描かれているモノが大きくなっている。とってもキレイ。
各ゲームの出現条件が変化し、最初は「はるかぜとともに」だけになっている。
各ゲームのオープニング、エンディング、挿入ムービーが3Dになった。演出自体に大きな変化はなし。
敵のダメージ後の無敵時間が長くなった。前より手強いかも？

コピー・ヘルパー、敵キャラ関連

各コピーの判定やキャンセル、威力など細かい部分の仕様が変更されている。
強すぎるコピー能力は少し弱く、弱かったコピー能力はいくらか強くなった。

プラズマがやや弱体化。（ななめ入力でためることができなくなったことも影響）
パラソルのキャンセル技のコマンド変更。
ジェットの無敵時間が減った。他の能力も全体的に無敵時間が減っている。
ハンマーの火力が大幅に上昇。威力だけなら今作最強？
タックの技が一つ増えた。
ストーンで変身できるものが増えた。
ウイングのばくげきずつきの衝撃波の範囲が増大した。
カプセルJがカプセルJ2になりデザイン変更。（ツインビーに似すぎていたため？）
バウンダーがギップに変更。(夢の泉デラックスでも変更されていたがかちわりメガトンパンチでは差し替え無し)
バトルウインドウズがバトルウィンドウズに名称変更。レッドドラゴンがグランドドラゴンに名称変更。
ソードナイト追加。（メタナイト用ヘルパーで、メタナイトに近い性能）
ブレードナイトがブレイドナイトに名称変更。
バイオスパークのワープスターの乗り方が普通になった。
敵ボスが星を出しやすくなったため、「投げ」を持つコピーが相対的に強くなった。

はるかぜとともに

オープニングでGB版「星のカービィ」のテーマが流れるようになった。
背景の描き直しによって扉の位置が一か所変更になった（GB版「星のカービィ」に戻った）。
クラッコに専用のやられモーションが搭載された。

白き翼ダイナブレイド

最初からは選べなくなった（出現条件：「はるかぜととも」にをステージ2まで進めて、コルクボードに戻る）。
謎の乱入者を倒すと1UPを落とすようになった。
ラスボス戦の音楽が変更された（アニメ版ダイナブレイドのテーマ。GB版の「キャッスルロロロ」のアレンジ。）。
ED曲がアレンジ版に変更された（オリジナルのほうも残っており、OPで流れている）。

激突！グルメレース

最初からは選べなくなった（出現条件：「はるかぜととも」にクリア）。
2人プレイが可能になった。
タイムアタックのゴーストが半透明のゴーストカービィになった。
コースがやや短くなった？

洞窟大作戦

最初からは選べなくなった（出現条件：「はるかぜととも」にクリア）。
地底の塔の一部マップ（メカ背景だった所）が、周囲と同じ背景に合わせられた。
宝の位置は変化なしだが中身、また値打ちが変わっている。例えば、「はる/なつ/あき/ふゆのおもいで」が「しきのおもいで」に統一され、代わりにSDX以降のカービィシリーズのアイテムが入っている、など（なお全コンプリート時の合計額は変わらない）。
バトルウィンドウズに向こうの行動時と撃破時のモーションが追加されている、
また、ウィンドウがWin 風からMAC 風になっていたりおどりにんぎょうの行動が変化したりしている。
ガメレオアームの登場時に演出追加
ラスボス戦のBGMが変更された（ダイナブレイドと同じ）。
ラスボス、ワムバムロックが岩石のようなグラフィックに変更。画面が狭くなった分、若干強くなったかも。

メタナイトの逆襲

出現条件が「白き翼ダイナブレイドクリア」に加え、「洞窟大作戦クリア」が加わった。
ハルバードやステージデザインがスマブラX 仕様に。
艦長の名前が明らかになった。
2連主砲の弾からコピーできる能力が「ヨーヨー」から「ボム」に変更。
ヘビーロブスター戦のBGMが変更された。
リアクターのレーザー発射装置の色が変更（青色→金色）。
メタナイトが星を出すようになったため、すっぴん、スープレックスでも戦いやすくなった。

銀河にねがいを

SDXにあった隠し要素が分かりやすくなった。
ボスが色違いバージョンになり、少し強化されている。
元々強化されていたバトルウィンドウズはレッドドラゴンがグランドドラゴンに変更。もちろん色も変わった（恐らく後述のヘルパーマスターへの道で色違いになることとの兼ね合いだと思われる）。
スターシップに乗ってる際、ヘルパーを呼べなくなった（1人プレイ時）。
ノヴァの内部ステージが変更されやや狭くなった。それに伴いボルムも多数出てくるようになった。
3D ムービーになったことで、「マルクがどうなってしまったか」がSDXより解りやすくなっている。
エンディングのスタッフロールの演出が変更され、より「SDX全体のエンディング」らしくなった。
勝手に戻ってしまうのがちょっと残念だが、USDXの冒険はまだまだ続く。

格闘王への道

マキシムトマトを取ると、その場所に普通のトマトが出現するようになった（一回のみ）。
ボスが全体的に強くなっているため、それでも難易度は上がっている？

サウンドテスト・その他

新曲や懐かしいアレンジなどいろいろ追加。
今まで見たムービーを見ることができる「シアタールーム」追加。
サウンドなどを設定する「オプション」追加。
コルクボードを抜けてファイル選択画面に戻る「ゲームをやめる」追加。

新ゲーム

文字反転をほぼ解除及び細かい部分まで加筆したため、この先ネタバレ注意。

ふたりではるかぜ

1カートリッジ用の「はるかぜとともに」。
2プレイヤーは1プレイヤーの画面を見ながらヘルパーを操作することができる。

ミニゲーム3(+２）種

全てタッチ機能を使うゲームとなっている。
ある条件でSDXの2ゲームも遊べる。こちらは「完全再現」の言葉に違わぬ正真正銘ベタ移植。ただし2人対戦は不可能。

大王の逆襲

「はるかぜ」のレベルアップバージョン。即ちGB版「星のカービィ」のエクストラモードのリメイクに当たる。
ザコ、ボス共にGB版同様に一部EX キャラ化しており、全体的に強化されている。
各ステージの構造もそれなりに異なり、一部がGB「星のカービィ」風に戻っている。
ボスとしてカブーラーが復活（今回は「さつまいも」ではなくスターシップに乗って戦う）。
ラスボスとして登場する強化版デデデ大王（マスクド・デデデ）は、久々にかなり手強い。
BGMはSFC「カービィのきらきらきっず」のアレンジに近いものになっており、かなり凝っている。

ヘルパーマスターへの道

格闘王への道で13人抜きすると出現する。
カービィの代わりにヘルパーのみで戦う、2人プレイも可能。
この時1Pが使用するヘルパーの色は敵とも2Pヘルパーとも色が違う、専用カラーとなっている。
実際に操作してみると、どのヘルパーもカービィと微妙に感覚が違うことがよく分かる。
登場するボスは12体(「銀河にねがいを」で登場したものは色違い版)＋ワムバムロック、そしてワムバムジュエル。
尚、全ヘルパーでクリアするとちょっとしたオマケがある。

メタナイトでゴーDX

SDXから移植された各ゲームの全ステージを連結、一本道に修正したステージをメタナイトでプレイ。
1ゲーム分が1ステージ（例：「はるかぜ」全ステージ分が１ステージ目に当たる）になっており、ステージ間のセーブのみが可能。クリアタイムが記録される。
ステージごとにムービーが有る。カービィでプレイした時とは展開が異なることも。
メタナイトなので「メタナイトの逆襲」部分のチャプター7は削られている。
「銀河にねがいを」部分のステージは固定。ラストの展開が異なる。
ラスボスはギャラクティックナイト（海外版ではGALA CTA KNIGHT）。強化版メタナイトとでも言うべき攻撃を繰り出してくる。

真・格闘王への道

サブゲーム以外の全てのゲームをクリアすると出現。
格闘王への道同様のルールだが、回復アイテムはマキシムトマトではない普通のトマト5個（体力に換算するとゲージ2本分）で挑むことになる。
敵は「大王の逆襲」に登場するボス6体＋四天王。
四天王は追加版ゲームのラスボス3名、そして…ノヴァの力を取り込み復活した、マルクソウル。
四天王は全員タイプが違うため、誰が楽で誰に手こずるかは人によって違うようである。

外部リンク

星のカービィウルトラスーパーデラックス

星のカービィSDX,USDXのゲームモード
SDX,USDX 共通	はるかぜとともに｜白き翼ダイナブレイド｜激突！グルメレース｜洞窟大作戦メタナイトの逆襲｜銀河にねがいを｜格闘王への道
USDXのみ	メタナイトでゴーDX｜大王の逆襲｜ヘルパーマスターへの道｜真・格闘王への道

星のカービィウルトラスーパーデラックス単語

概要

SDXからの変更点