星恋＊ティンクルとは (ホシコイティンクルとは) [単語記事]

『星恋＊ティンクル』とは、きゃべつそふとから発売されたPC アドベンチャーゲームである。

18歳未満は購入・プレイ不可。2017年 1月27日発売。

概要

新ブランドのきゃべつそふとによる最初の作品。早々に体験版を公開し、広報のWebラジオも展開するなど意欲的な作品である。

原画には梱枝りこを起用。同氏が商業アダルトゲームの原画を手掛けるのは『Magical Charming!』（Lump of Sugar、2013年）以来約4年ぶりとなる。

対応OSはWindows Vista / 7 / 8 / 8.1 / 10。標準価格9250円（税別）となっている。

あらすじ

主人公の群雲景は、家庭の事情で妹の群雲そらはと、渚沙町（なぎさちょう）という海辺の町で二人暮らしをすることになる。

慣れない田舎町に最初は不安もあったが、神社の娘の織紙珠希や、診療所の娘の花々見咲良といった知り合いも無事にでき、転入先の渚沙学園でも兄妹それぞれのクラスメイトとなった。

そんな中、景は引っ越し当日に奇妙な出会いをした少女鳴瀬川凪と学園で再会する。彼女はこの町で代々崇め奉られてきた星「ナギ」を祝福するための部活動「星夜部」を創部しようとしているらしいが、生徒会役員の珠希には反対されている。

というのも「星夜部」の活動趣旨は、毎年12月に行われる「ナギ」を祭るための行事「星夜祭」を、町外からも人を呼んで盛大にやろうというものなのだが、町には「ナギ」の存在を外部へ知らせてはいけないという厳格な掟があったのである。

登場人物

主人公

群雲景（むらくもけい）: 渚沙学園2年生。妹のそらはと共に渚沙町に引っ越してくる。そらはにはかなり甘いが人づきあいは得意ではないらしく、渚沙学園転入前は友人がいなかった。運動神経が抜群。

メインキャラクター

鳴瀬川凪（なるせがわなぎ） - CV:遥そら: 渚沙学園3年生。主人公の景から見ればいちおう先輩ということになるが、そうは見えないほどいろいろと小さい。天真爛漫でマイペースな性格。猫をはじめとする可愛いものが好きらしい。
「ナギ」を祭る部活動「星夜部」を創部しようとしているが、掟のこともありまだ賛同者はない。
群雲そらは（むらくもそらは） - CV:秋野花: 渚沙学園1年生。景の一つ違いの妹である。景のことは「兄さん」と呼ぶ。体が弱く昔からいつも景に面倒を見てもらっていたため、今でも彼にはべったりである一方、人見知りであり知らない人と接するのはとても苦手。メインキャラクターでは年下のほうだがバストサイズは最大の96（Iカップ）を誇る。これでもまだ成長中とのこと。
織紙珠希（おりがみたまき） - CV:ありあ: 渚沙学園2年生。町の神社の一人娘で、神社では巫女装束を着て手伝いをしている。学園ではクラス委員長、生徒会役員を兼任しており、景のクラスメイトになった。真面目で義理堅い性格だが、色恋沙汰や性的な話題には非常に弱い恥ずかしがり屋さんである。
本人曰く、自分には人を見る目があるとのこと。
花々見咲良（かがみさくら） - CV:藤咲ウサ: 渚沙学園1年生。町の診療所の末娘。学園でそらはのクラスメイトとなり、知らない人ばかりで心細くなっていた彼女に優しく接する。成績優秀で頑張り屋。ただ少しドジっ子である。花々見家と織紙家とは親戚関係にあり、珠希とも知り合い。

サブキャラクター

リーベル - CV:藤吉菜子: 謎のゴスロリ少女。自由に現れたり消えたりできるらしい。
鳴瀬川風子（なるせがわふうこ） - CV:早瀬ゃょぃ: 凪の母親。「ナギ」について研究している研究者として、町ではそれなりに名を知られている。娘を溺愛している親バカ。
花々見楓（かがみかえで） - CV:小倉結衣: 咲良の姉。町の診療所で医師をしているほか、今年から渚沙学園にも赴任している。見た目は咲良同様美人だが、性格はおおざっぱで趣味はオヤジ臭い。
群雲真千（むらくもまち） - CV:沢澤砂羽: 景とそらはの叔母。二人が渚沙町に越してくるにあたって自らの住居を提供したが、本人は訳あって不在にしている。外見が年齢に見合わないほど若々しい。
桐生一平（きりゅういっぺい） - CV:井伊筋肉: 景のクラスメイト。陽気な男で、景ともすぐに友人となった。以前は不良で、髪型をリーゼントにしていたらしい。今では改心しており、リーゼントは黒歴史。
神谷聡樹（かみやさとき） - CV:谷根千: そらは、咲良のクラスメイト。地元の議員一家である神谷家の息子。
織紙誠司（おりがみせいじ） - CV:相馬康一: 珠希の父。神社の神主をしており、星夜祭の責任者も務める。変態。