星野源

星野源とは、日本のシンガーソングライター・俳優・文筆家である。
インストバンド「SAKEROCK」のギター・マリンバ担当。2010年ソロデビュー。

俳優としては劇団大人計画所属（マネージメント契約のみで劇団員ではない）舞台ではやたら裸にされる役が多い。

来歴

1981年1月28日生まれ、埼玉県出身。
2000年にインストゥルメンタルバンドSAKEROCKを結成。並行して演劇活動も行い、2003年に舞台「ニンゲン御破産」への参加をきっかけに大人計画事務所へ所属、テレビドラマや舞台に出演。
2010年6月にアルバム「ばかのうた」でソロ歌手デビュー。2013年には映画『箱入り息子の恋』『地獄でなぜ悪い』で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞したほか、劇場版アニメ「聖☆おにいさん」「夜は短し恋せよ乙女」では声優も担当した。そのほかに作家活動も行うなど、幅広く活動中。

2012年にくも膜下出血を発症し倒れる。2013年に一時的に仕事に復帰するものの、レコーディング直後に強い痛みを感じ救急搬送、そのまま手術を受ける。苦しい闘病生活の末9月に退院し、復帰を果たした。
死と向き合う病床の中、「エロい妄想をしながら」苦痛を乗り切ったという。（自慰行為は禁止されていた）

2016年に新垣結衣と主演したテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」とそのED曲「恋」が大ヒット。エンディングの「恋ダンス」はブームを巻き起こし、「SUN」で初出場した2015年に続き第67回NHK紅白歌合戦へ出場し恋ダンスを披露。こうして歌手・俳優として絶大な知名度を得ることになった。

2021年5月19日、新垣結衣との結婚を発表した。

別人格

ニセ明

療養中に布施明の「君は薔薇より美しい」を何度も歌っており、2014年の武道館での復活ライブではサングラスにロン毛姿の布施明のパロディ「ニセ明」として登場し「君は薔薇より美しい」を歌った。その後もニセ明はPVやDVD特典映像などに度々登場している。

おげんさん

2017年5月4日に生放送されたNHKの特別番組「おげんさんといっしょ」で誕生したキャラクター。

星野は昭和の主婦を思わせる装いのお母さん役で、高畑充希がお父さん、藤井隆が長女、細野晴臣が長男、そして宮野真守がおげんさんちのねずみの声を当てている。

おげんさん一家は同年8月のシングル「Family Song」のPVに出演している。

交友関係・趣味

幼少期からマイケル・ジャクソンの大ファンで、星野が最初にダンスに興味を持ったきっかけはマイケルの影響だった。観衆の中心にいながらも孤独を帯びた姿に共感を覚えたという。アルバム「YELLOW DANCER」に収録されている「SUN」の歌詞はマイケルに捧げられたものである。

自身のラジオ番組やライブBlu-rayティスクのオーディオコメンタリーでアイドルマスターについて語ってしまうほど熱心なプロデューサー（プレイヤー）としても知られ、非公式な通称では星野源Pとも呼ばれている^[1]。担当は前川みくで、自身のラジオでも「みくにゃんが出ない」と嘆くほどである。ちなみに2016年7月26日、自身がパーソナリティを務めるオールナイトニッポンにちえりとチェリーで共演している前川みく役ちえり役の高森奈津美がゲストにきたが、あくまで映画の共演者なので呼んだだけである。
また、デレステより「恋」の前川みくカバーについて打診を受けた際には、「アイドルを本当に魅力的に見せられるMVを作って欲しい」とプロデュースしている^[2]。

ニコニコ動画はβ時代からの超古参ユーザーでプレミアム会員でもある。ちなみに王国民。

また、入院時にアニラジ等を視聴していた経験から、アニメ業界の司会業・ラジオパーソナリティ業で活躍する鷲崎健氏のファンとなり、自身の新曲発売記念ニコ生にて司会を依頼→同番組で共演。以降も、鷲崎氏のライブに花を送るなど、多少の親交がある様子。

サカナクションのボーカル、山口一郎は友人。山口と共にUstreamで「サケノサカナ」「夜のテレビジョン」といった番組を配信している。

ゲーム「メタルギアソリッド」シリーズのファンであり、小島秀夫監督とも雑誌ポパイで対談した経験がある。（「星野源 雑談集1」）メタルギアソリッドⅤ グラウンド・ゼロズ発売時には監督からソフトを贈られ、星野も後に自身のアルバムとライブDVD（YELLOW DANCERとYELLOW VOYAGE）を送っている。また、小島秀夫監督の最新作「デス・ストランディング」には楽曲「Pop Virus」が収録されている。

ニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」にてけものフレンズOP「ようこそジャパリパークへ」を流し、熱心なフレンズであることが明らかになる。
ほしのおにいさん（さいたま）曰く「ん゛ん゛っいい曲！」との事。

主な出演作

• 聖☆おにいさん - ブッダ 役（声の出演）
• ゲゲゲの女房 - 飯田（及川）貴司 役
• 11人もいる! - 真田ヒロユキ 役
• 箱入り息子の恋 - 天雫健太郎 役（初主演）
• 地獄でなぜ悪い - 橋本公次 役
• コウノドリ - 四宮春樹 役
• 真田丸 - 徳川秀忠 役
• 逃げるは恥だが役に立つ - 津崎平匡 役
• 夜は短し歩けよ乙女 - 先輩 役（声の出演）

ディスコグラフィー

シングル くだらないの中に（2011年3月2日） フィルム（2012年2月8日） 夢の外へ（2012年7月4日） 知らない（2012年11月28日） ギャグ（2013年5月8日） 地獄でなぜ悪い（2013年10月2日） Crazy Crazy/桜の森（2014年6月11日） SUN（2015年5月27日） 恋（2016年10月5日） Family Song（2017年8月16日） ドラえもん（2018年2月28日） アイデア（2018年8月20日）- 配信限定 Same Thing（2019年10月14日）- 配信限定 折り合い（2020年6月19日）- 配信限定 創造（2021年2月17日） - 配信限定

アルバム ばかのうた（2010年6月23日） エピソード（2011年9月28日） Stranger（2013年5月1日） YELLOW DANCER（2015年12月2日） POP VIRUS（2018年12月19日）

その他の楽曲

• うちで踊ろう（2020年）- Instagramで弾き語り動画を投稿、その後音源が無料配信された。

著書

エッセイ

• そして生活はつづく（2009年 マガジンハウス/2013年 文春文庫） - 小田扉の漫画「はたち」収録
• 働く男（2013年 マガジンハウス/2015年 文春文庫） - 連載「ひざの上の映画館」、コラムなど
• 蘇る変態（2014年 マガジンハウス） - 連載「銀河鉄道の夜」
• いのちの車窓から（2017年 KADOKAWA） - イラスト：すしお

対談等

• 星野源 雑談集1（2014年 マガジンハウス） - 対談集「12人の恐ろしい日本人」
• 地平線の相談（2015年 文藝春秋） - 細野晴臣との対談

関連動画

関連ニコニコニュース

• 最優秀賞は星野源、MCは若林、新ライブ「共感百景」
• 星野源のアルバムに、あらゐけいいち描き下ろし4コマ収録
• 星野源“デラ新聞”にあらゐけいいち4コマ、天久インタビューも
• 星野源が宮藤官九郎テレ朝ドラマ「11人もいる！」出演
• サカナクション山口×星野源 公開UST放送決定
• 山口一郎×星野源「サケノサカナ」12月に初の公開生配信
• 星野源、出演ドラマ「11人もいる！」で大家族の格言を歌う
• 湘南乃風RED RICE「11人もいる！」で星野源と共演
• 星野源、清水ミチコとリキッド対バン＆磔磔ワンマン決定
• クドカンにトータス松本に星野源　NHK教育テレビ『みいつけた』が魅力的すぎる件
• 植村花菜、風味堂、星野源、Rakeら六本木ヒルズでXmasライブ
• 星野源、役所公司×小栗旬W主演映画に主題歌書き下ろし
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• 「ゾンビに食われたい」星野源ニューシングルPVで夢実現
• 星野源、第一生命新CMソングに書き下ろし新曲提供
• 関根勤、星野源のラジオ番組で"ホシキン”結成
• 星野源、蒼井優出演の資生堂「アネッサ」CMソング担当
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• 星野源 主演、舞台「テキサス」がPARCO劇場でスタート
• 星野源が「ズボラ飯」とコラボ、CD聴く花の絵がサイトに
• 椎名誠ワールド全開の「ぱいかじ南海作戦」 主題歌担当は星野源に決定！
• 星野源、阿部サダヲ映画「ぱいかじ南海作戦」主題歌提供
• 星野源3rdシングルはアネッサCMソング含む新録4曲入り
• 感謝しやがれ！星野源のラジオ番組にベジータ様生出演
• 「ボクらの時代」にバナナマン設楽、オードリー若林、星野源

関連項目

• ミュージシャン一覧
• うちで踊ろう
• おげんさんといっしょ

外部リンク

• 星野源 オフィシャルサイト
• 星野 源｜Victor Entertainment
• 星野 源 PROFILE ｜ 大人計画 OFFICIAL WEBSITE
• 星野 源 | Facebook
• インタヴュー | 星野源 - NEXUS
• ★星野源★恐るべき才能★大特集★
• 【独特すぎる】星野源の「価値観」「仕事観」「死生観」
• 星野源って誰!? 文系女子のハートをつかむ確信犯（エキサイトレビュー） - エキサイトニュース
• ナタリー - 星野源のプロフィール
  • 自分なりのJ-POPチューン「夢の外へ」
  • 星野源「知らない」特集
  • 星野源「ギャグ」を語る
• ORICON STYLE

脚注

1. *ただし後述のカバー実装の際は自ら「プロデューサーの星野源P」としてコメントを出している。
2. *ソース