春風千桜とは (ハルカゼチハルとは) [単語記事]

概要

白皇学院生徒会・書記を務める生徒。
社長令嬢であるが庶民的な感性を持ち、ツッコミ役に回ることが多い。
ある事情で両親と決別し、三千院ナギが管理するアパート、ムラサキノヤカタで暮らしている。

一見するとクールな印象の眼鏡っ娘だが、実態は隠れオタクである。校舎でライトノベルを読んでいたり、
アニメの名台詞を口走ったり、アニメイトの18禁コーナーでバイトしたり、挙句の果てには、
アニメイト店内で処女であることを自ら公言するなど、その行動はスキだらけとされる。
当初、彼女のオタク趣味を知る者は少なかったが、アパートに引っ越した後はオープンになりつつある。

ナギとはオタク同士なので気が合うが、キャラ萌え重視の千桜とストーリー重視のナギとの間では、
作品評価に関して論争が起こりがちである。一方、千桜はナギの漫画を認める数少ない理解者でもあり、
自信を喪失して方向性を見失っていたナギと水蓮寺ルカを出会わせたのも千桜である。
そうした経緯から現在ではナギから強い信頼を寄せられるようになり、姉妹のような関係になりつつある。

生徒会会長の桂ヒナギクからは『ハル子』、役員の瀬川泉からは『ちーちゃん』と、あだ名で呼ばれているほか、
（もっとも、このあだ名が劇中で使われたのは一回のみで、ヒナギクは普段「千桜」と呼んでいる）
副会長の愛歌とは特に仲が良く見えるが、愛歌には秘密を握られている為、苦手な相手とも思っているらしい。
アニメ版ではオタク仲間で同居人である剣野カユラと同じエピソードで活躍することが多い。

現状ではハヤテへの恋愛感情を持っておらず、アパート内の人間関係を冷静に分析できる数少ない人材である。
しかし、ハヤテの何気ない優しさにときめいたり、咲夜から感謝される様子を妄想して赤面したり、
風呂場で眼鏡を装着してヒナギクの裸をガン見しているなど、地味に多数のフラグを立てつつある。
バイト先でも多数の男性店員からモテており、あのアニメ店長（と思われる人物）も噂をしていた。