昭和書体とは、日本のフォントベンダーである。所在は鹿児島県薩摩郡さつま町。
2007年「コーエーサインワークス」として創業。毛筆書体のデジタルフォントを専門としており、高解像度による筆致の再現が特徴である。
元々は1974年から続く看板屋であったが、DTPの普及などによって看板屋・揮毫職人の需要が急落。2006年に揮毫職人である綱紀栄泉氏の文字をフォントとしてリリースしたことにより、事業が開始した。
60種以上出されている書体のデザインの大半を綱紀栄泉氏が手掛け、それを会社を経営する息子・孫らがデジタルフォント化しリリースしている。
書体はゲーム「真・三國無双」やドラマ「陸王」、アニメ「鬼滅の刃」など広く使用され、これによって一般ユーザーの利用も多い。
看板屋ではなく印章屋から発祥した「白舟書体」と共に、二大毛筆書体ベンダーの相を呈している。この白舟書体との2社はライバルでありつつ、一定の協力関係を持っている。
主に買い切りでの販売を行なっている。これはたびたびセールを行っており、比較的気軽に入手することができるようになっている。
他に、サブスクリプションとして白舟書体とシヤチハタが立ち上げた筆文字サブスクリプションサービス「J-FONT」に2023年より加入している(年間19,800円)。
一部書体はAdobeの「Adobe Fonts」内にも提供されている。過去にはモリサワやフォントワークスのサブスクリプションにも書体の提供を行っていた。
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最終更新:2025/12/10(水) 08:00
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