智辯学園和歌山小学校・中学校・高等学校とは (チベンガクエンワカヤマショウガッコウチュウガッコウコウトウガッコウとは) [単語記事]

智辯学園和歌山小学校・中学校・高等学校とは、和歌山県和歌山市にある、私立の小中高一貫校である。

概要

和歌山県下最大の進学校であると同時に、硬式野球部は高校野球の強豪として知られている。

また、本学は和歌山県からの要請により開校したため、県より補助を受けており、私学の学校としては学費が安い。(全国で2位)

沿革

1978年 4月 - 智辯学園和歌山中学校・高等学校が開校
2002年 4月 - 智辯学園和歌山小学校が開校

進学実績及び学生の意識

和歌山県下一の進学校であり、難関といわれる大学への進学実績は全国有数である。
特に、国公立および医学部に対する意識が高く、東大・京大・国公立医学部への進学志向が強い。

また学力別の指導を徹底しており、毎年トップ層から数名、東京大学理科3類を輩出している。
平均的に学力のレベルが高く、下の層でも関関同立及びMARCHといった、有名校に余裕で合格してくる。
指定校推薦も多く、ほぼ全員が難関大学及び有名私立へと進学することになる。

医学部進学実績が良かった年次において、智弁学園の理事長である藤田照清は「灘を見てみなさい。難関国公立医学部の進学では圧倒的に負けてる。喜んではいけない。」とコメントした。
基本的なベンチマーク校は灘であり、兵庫にある灘高等学校を目標としていることが窺える。

学歴至上主義の学生が多く、よくも悪くも勉強しなければ辛い学校である。

野球

高嶋仁率いる硬式野球部は、全国大会の常連として全国に名を知られる。
「強打の智弁和歌山」と呼ばれたりもしているが、意外にも守備を重視している。

また、地方大会から全国大会に至るまで学生によるブラスバンドと掛け声による野球応援がなされ、人文字によって作るCの文字はまさに圧巻である。でもこれ、出席とってるので学生は応援せざるを得ないのです。興味なくてもそのうち高校野球が楽しくなるんだけどね。