ひろゆきの手を逃れたニコ厨を待っていたのは、また、地獄だった。
削除の跡に棲みついた要求と暴言。
運営との戦争が生み出した権利者削除の墓標。
無意味と野心、プロの犯行と混沌とをNMMにかけてブチ撒けた、ここは、ネットの海のゴモラ。
瞼の裏に揺らめく赤い影、青い髪、最早、追憶は硝煙と共に時の彼方か・・・
だが、自らを。
そう・・・自らを最低野郎と蔑む、俺たちのような蛆虫が存在する限り、異能生存体にも、忘却という名の安息は訪れはしない。
かつて、素体と呼ばれた、あの輝かしい炎を殺したのは果たして、誰の意思だったのか!
常にボトムズを求め続ける俺たちこそが、真のボトムズではないのだろうか。
鉄の軋みと男の呻き、ローラーダッシュに乗せて銀河を駆ける遺伝確率250億分の1の衝撃。
異能と呼ばれた、あの男に惹かれて、今日も誰かがボトムズへと身を貶める。
漢だと?フン、あまりにも大仰な・・・。
ここは、膨大な鉄と命の意味なき損耗に魅せられた、最低野郎共の吹き溜まり。
ゴキブリめ!蛆虫め!戦争に魅入られたボトムズどもめ!
這いずり回り、のた打ち回り、五臓六腑を撒き散らしてもコメントしてみせろ!
真実はいつも残酷だ、それは認めがたくもある。
だが、それが真実というものだ。
そして記事作成者は呟く、それは私にとっても真実なのだと・・・
想像力と狂気、妄想と混沌、知識と技術、ツールが整い素材が揃えば暴走が始まる。
だからこそ、俺のためにむせろっ!
どれひとつとっても、ここでは命取りになる。
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最終更新:2024/04/20(土) 05:00
最終更新:2024/04/20(土) 05:00
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