最高ですとは、何かが最高であることを表明するための言葉である。賞賛や感激の表現として使われる。
この言葉を印象的に使用した例としては以下の例がある。
本記事では上記の3.について記載する。
2016年6月18日、オリックスバファローズ対広島東洋カープ(マツダスタジアム)。
前夜はサヨナラツーランHR、当日はサヨナラスリーランHRを打った鈴木選手。
試合後のヒーローインタビュー時において・・・
インタビュアー(イ):「鈴木さん、ナイスバッティングでした!」
鈴木(鈴):「最高でえええええす!!(ガッツポ)」
イ:「二日続けての、サヨナラホームランですよ!どうですか?」
鈴:「最高でーーす!!」
イ:「ちょっと、野球の話を伺ってもよろしいでしょうか。あの、追い込まれた非常に厳しい場面だったと思いますが、頭の中はどのようなことを考えてましたか?」
鈴:「最高でーす!!↑」
イ:「今もなお、手に残ってるであろうその感触、教えてください。」
鈴:「サイコーでぇーす!!」
イ:「では改めて、あのサヨナラホームラン振り返っていただけますか?」
鈴:「サイコーでえええええす!!!」
イ:「えーチームはこれで、5連勝になります。チームの状況、絶好調の鈴木さんから見てどうですか?」
鈴:「最高でーーーーす!!!」
イ:「それでは、最後にもう一度お伺いします。あのホームラン、感触、そして打席に入るときの気持ち教えていただけますか?」
鈴:「超!サイコォーウ!!!」
イ:「二日連続のヒーローとなりました。これだけ多くのファンも見つめていました。メッセージを頂けますか?」
鈴:「最高でーす!!ありじゃしたー!!」
と何を聞かれても「最高でーす!!」とアホの子化。
インタビュアーも諦めて途中からネタ振りに回っている。
ちなみに前日はちゃんと答えていた。
さらに、翌19日は決勝ホームランを打ちこの年大ブレイクを果たす。
余談だが、鈴木選手はプロ入り前まで東京育ちであり前述のサヨナラ慎ちゃんの頃は8歳=小学二年生。
野球を始めたのがこの頃ということなので耳にする機会はあったのかもしれない。
2017年セパ交流戦。
再びマツダスタジムで迎えた対オリックス三連戦。
前年のトラウマでバファローズポンタを震え上がらせる中、6/13日に行われた初戦は広島先発薮田和樹がオリックスのエース金子千尋(1失点完投)に投げ勝つも、鈴木はノーヒット。
そうそう何度も同じことは起こらないか、という雰囲気になっていた。
しかし、翌14日の第二戦。
広島は序盤で5点差をつけるが先発大瀬良大地が7回に2点を失い3点差とすると、続く8回にリリーフに出てきたジャクソンがロメロに2打席連発となる3ランHRを被弾し同点とされてしまう。
この後は両チーム投手陣が踏ん張り、広島が12回表にも0を並べ負けが無くなって迎えた12回裏。
ここで先頭バッターは鈴木誠也。
鈴木がこの試合既にHRを放っていたこともあり、球場の誰もが前年の出来事を思い浮かべたであろう中2ボール1ストライクからピッチャー佐藤達也が投じたボールは捕手の構えたアウトローに対して真ん中高めのストレートという失投。
鈴木がこれを逃さず振りぬくと打球は高く上がり、ファンの待つレフトスタンドに飛び込む2年連続のサヨナラホームランとなった。
そして球場が歓喜に沸く中行われたヒーローインタビューで鈴木はファンの期待通り今年もこの言葉を叫んだ。
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最終更新:2025/03/26(水) 04:00
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