月のワルツ
月のワルツ(つきのわるつ)とは、諫山実生が発表した三拍子曲(ワルツ)、及びそれに着想を得て製作され、NHKみんなのうたで2004年に初回放送された映像作品のこと。
同曲を有名にしたのはNHK教育テレビ「みんなのうた」枠内で不定期に放映された映像作品である。
みんなのうたは、その曲に合わせたアニメーションや実写動画を同時に製作するのがその特徴であるが、同曲では歌詞に散見される「不思議の国のアリス」や「アラビアンナイト」などをモチーフとした部分を参考に、現代的な魔天楼の裏路地から始まる開幕と、その幻想的な本編である美しいアニメーションが描かれている。
楽曲や歌唱自体の完成度にシンクロした没入感もあり、みんなのうた枠内ではもっとも人気の高い作品となっている。
「月のワルツ」は同枠内での再放映リクエストも最多であり、そのためか異例のアンコール放映も数度行われている。
NHK放映時のアニメーションはいしづかあつこ、制作はマッドハウスが担当。いしづかあつこは本作がプロ監督のデビュー作で、キャラクターデザイン・作画監督・絵コンテなども同時に行った。
2008年、コナミの音ゲー『pop'n music 16 PARTY♪』に、MAKIがカヴァーした「月のワルツ」が収録された。
音ゲーであることを鑑み、後半部が短縮されている。
アイドルマスターのCD「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2」に四条貴音演じる原由実が「月のワルツ」をカヴァーしている。
また、2009年には曲をアレンジし、歌詞を英語にしたバージョンである「THE MOON WALTZ」を収録した『えいごで歌おう!みんなのうた』が発売された。
同曲は放映時諫山実生による原曲が流されたが、その歌唱力に惹かれ数多くの歌い手や奏者が同曲に挑戦している。歌唱曲としてはかなりハードルが高く、特に中後半の「満ちては欠ける~(2:54頃)」からの部分は屈指の難所、文字通り歌い手としての実力が問われる部分となっており、またギャラリーにとっては見所となっている。
また、その難所をしてボカロでの再現は難しいと思われていたが、ボカロによるカヴァー曲も少数存在する。
上述の『pop'n music 16 PARTY♪』バージョン
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最終更新:2024/03/29(金) 22:00
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