有昭田鉢玄とは (ウショウダハチゲンとは) [単語記事]

有昭田鉢玄[うしょうだはちげん]、とは漫画 BLEACHの登場人物である。

概要

...キャラクターブックより

死神から虚[ホロウ]の側に足を踏み入れた謎の集団"仮面の軍勢[ヴァイザード]"の一員で大柄なおじさん。
その正体はかつての護廷隊鬼道衆副鬼道長。
100年前に藍染の実験により虚化させられソウル・ソサエティを追われる身となった為同じ境遇の仲間達と共に現世に身を潜めていた。

仮面の軍勢の仲間からはハッチという愛称で呼ばれる。
丸い巨体を白いスーツに包んでいる。井上織姫と対峙した時は背丈で3倍はありそうに見えたが実際は倍もない。
物腰穏やかな紳士で誰に対しても丁寧語で話す、が訛りがある。
斬魄刀は使用しておらず鬼道で戦う。通常の死神が使う単純な鬼道よりも多彩なことが可能。

破面編では現世での決戦で護廷十三隊が窮地に陥ったところで参戦。砕蜂と大前田と組んでバラガン・ルイゼンバーンと戦った。当初はバラガンの老いの力に鬼道なら立ち向かえると思われたが、鬼道も持続限界がある為老いの力の前では無効化されてしまい苦戦を強いられる。砕蜂と連携し彼女の卍解を至近距離で放たせるもそれすらも決定打にならず為す術はないかと思われた。しかし老いの力に浸食された自らの腕をバラガンの体内に転送するという咄嗟の賭けに勝ちバラガンを倒す。
その後は猿柿ひよ里を延命させる為戦闘には参加しなかった。藍染達には見逃されたのだろうか。また、後に再登場した際は腕が戻っていたため織姫に治してもらえたものと思われる。
藍染との決戦後は現世に残った。公認小説では自分に懐いた猫の世話をするためと言っている。
最終章では終盤から護廷隊に加わって敵の本拠地に乗り込みジェラルド・ヴァルキリーと交戦する。

仮面の軍勢の中でまともな戦果をあげたのが彼だけの為、仮面の軍勢の話題になると、"仮面の軍勢ではなく無能の軍勢"、"ハッチは有能だろ"という中傷と擁護がセットで行われることがある。

ところでバラガンとの戦いの際、腕を転送するのではなく同じ術でバラガンの首をもぎ取ったり砕蜂の卍解をバラガンの直近や体内へ転送することはできなかったのだろうか。